2012/08/17
ゆうなちゃんへ

ゆうなちゃんへ


誕生日祝いとして捧げます!!!
いつもゆうなちゃんには、可愛いニオブン絵で萌えさせていただいております!!!
ウチので、申し訳ないけどもらってやってください(>_<)
お誕生日おめでとう(*´∇`*)!


ゆうなちゃんのみお持ち帰り可です!!!


そして超短編小説↓


ウサギの耳と尻尾をつけて、お揃いの蝶ネクタイをして……今日も始まる。

俺の大好きな人はイリュージョニスト。
今日も仁王の助手として、イベントに参加する。


俺は昔、仁王のマジックを見た。あの時の仁王の輝いていたのを今でも覚えてる。
そして、成長して少し大人になった今、俺は仁王の助手として世界を旅しているわけ。

昔も、今も、仁王は輝いてる。

隣で仁王のイリュージョンを見続けていたせいか、いつのまにか仁王に惚れていた。
…恋のイリュージョンってやつ?

でも、気付かれないようにずっと隠しておくつもりだった。仁王には、ずっとこの世界で輝いてほしかったから。
もし、俺がこの想いを伝えたところでぎくしゃくしてしまうのだけは嫌だったんだ。


「…ブンちゃん、新しいイリュージョン考えたんじゃが、見てくれん?」
「いーぜ!」

このまま、このままの楽しい日々が続けば良いと思ってた。


今の今までは


仁王はハンカチをヒラヒラさせて、種も仕掛けもあるのに、

「種も仕掛けもありません」

とお決まりの台詞を言う。初歩的なマジックに見えるのは気のせいか…?

「ブンちゃん、覚えとる?俺が初めて…」

ハンカチを片手に詰め込んで、再び取り出そうとすると…

「ブンちゃんに、このマジック見せたんじゃが」


ハンカチが一輪のバラになった。

急にどうしたんだろうと、思いつつ、バラに何か紙が付いているのを見つけた。

「これ、俺の気持ちぜよ」
「………仁王、」


「お前さんのこと、昔から好いとったんよ?」


照れくさいけど、やっぱり仁王のイリュージョンが一番輝いていると思う。
俺はお前に惚れてるよ。


「………俺も、お前が好きだ」

これからは
もっと近い距離で
楽しい日々が
続きますように







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