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花道がバスケに夢中になっていたとき。


「俺らもなんか見つけねーと」って言いながら、代わり映えしない毎日を適当に送っていたとき。


そんな日々に特に不安も不満もなく。


あるのは少し物足りないような欲求、だけ。


気がつけば、気の抜けたため息がいつも側にあったりして。


でも本当に、満足だったんだこれはこれで。よくある日常みたいなやつで。


だけどそんな俺の前にキミは彗星のごとく現れた。


シロクロの景色から、彩り鮮やかな世界へと連れ出してくれた。


180度世界が変わってしまった俺には、どうやらキミが眩しすぎてよく視えていなかったんだと後に知ることになる。


一分、一秒でも長く、このままでありたいと


強く


つよく


お も っ た


そんな、俺のセイシュン。












The remnants of a supernova















彼女は星のような人だった。

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