11.セトマリ



彼の大きな手は私の手より遥かに大きくてゴツゴツして暖かい。


彼の広い肩幅は私の体を包み込めてしまうぐらい広くて後ろ姿は頼りになる男性のものだ。


厚い胸は抱き締められると何だか安心できて彼の心臓の音も聞こえてくる。


「…私と違うね」


「男っすから!!」


私と違うものを持つ彼に憧れとほんの少しのドキドキが胸を占める。


胸が苦しくて息をするのを忘れてしまうぐらいに彼の全てに引き寄せられる。


一緒にいられるのが幸せで涙が出そうなぐらい彼が愛しい。


これが恋とも知らずに私は彼と今日も生きていく。




















セトマリかわいい…


セトみたいな男性が理想の彼氏だな…




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