クッキー(セトマリ)




「セトー!」

トテトテとマリーが小走りでやって来る。そんなに急いで、どうしたんすかね…

「何っすか?」

「あのね…これ、作ったの!」

手に持っていたのはクッキー。紅茶のいい香りもする。

「だからえっと…あげる!」

「!本当っすか?ありがとうっす!」

俺が一枚手に取ろうとすると、それより先にマリーが俺にクッキーを差し出してきた。

「セト、あーん」

「!?」

かわいい顔でニコニコしている彼女に、ドキドキして、顔が赤くなっていくのがわかった。



ぱく。


「うん。美味しいっすよ!」

「本当?良かったー!」

「これ、一人で作ったんすか?」

「そうだよ!」

「すごいっすねー」

俺が頭を撫でてやると、彼女はますます笑顔が眩しくなり、えへへ、と頬を赤らめた。だが、このあとのマリーの発言で俺の方が真っ赤になってしまった。






『セト、だーいすき!』














甘口のぷーさんに貰いました!!


セトマリかわいい…セト大好きっ子なマリーが可愛すぎて…!!









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