04






宏樹が上目遣いで男のことを見る。
涙目で上気した顔で見られて、男も興奮したのか、いきり勃ったものを制服のズボンから取り出した。

「欲しい?」
「ぁ、イキたい…いれてっ」
「まだイキてぇの?」

男は、バカにしたようにクスクス笑いながら宏樹の中に自分のモノをゆっくりと埋めていく。
宏樹の中はキュウキュウと締め付けてきて、男はうっとりと息を吐いた。

「うぁ、きもちー」
「っはぁ!ん、ぁあ」
「マジ、やべぇ。癖んなりそっ」
「あ!や、あ、あん…っひァ」

男は、遠慮なしに宏樹の尻に腰を打ち付ける。そのたびに、部屋中にパンパンという音が響いた。
宏樹も、わけがわからないまま腰をガクガクと揺する。

「中、出すよ」
「やぁ!だめ、あぁー!あ、あん」
「っく」
「っあ、あ、ん」

男が宏樹の中で果ててすぐに、宏樹も先端からドロリと精液を吐き出す。
そして、宏樹の意識はそこで途切れた。



 



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