04





「っん、ん、んぐ」

悠一の猛ったモノを口に含んで一心不乱にしゃぶるその姿は、淫乱としか言いようがない。

先端の部分を夢中になって舐めると、我慢汁がどんどんと溢れてきて口の中に苦い味が広がった。
大きすぎて口に含みきれない根本は、両手で扱く。

「ん、ぐ、うん、ん」
「ん、気持ち良い」

真樹の頭を優しく撫でながら褒めてあげると、嬉しいのか先っぽをちゅーちゅーと吸われた。

「んぅ、ん!」

乳首に手を伸ばしてキュッとキツく抓る。ビクリと身体を震わせたものの、そのまま悠一のモノを舐め続けた。
そんな真樹が気に食わなかったのか、しつこく乳首を弄る。

「っふ、ん、あぁ!」
「疎かにしてんじゃねーよ」
「や、そこばっか」

根本を握って口を離してしまったまま、悠一の愛撫に感じるだけしかできなくなってしまった。
乳首を抓られたり引っ張られたりするだけで真樹の先端からは我慢汁が止まらない。

「人の舐めてそんな濡らしてんの?」
「あ、だって…ん、悠一さん。も、我慢できないよぉ」

涙目で猫撫で声を出したかと思いきや、悠一に向かって両足をグイッと広げた。
自分の膝裏を持ち上げて、ひくつくアナルを見せ付ける。

「早く、頂戴」
「何を?」
「悠一さんの、お願い」

後ろまで垂れてきている我慢汁をアナルに塗りたくりながら、その皺を一つ一つ丁寧に撫でる。

「もっと詳しく言えって」
「や、あぁん!」

ゆっくりと中指を後孔に挿入して、確かめるようにグルリと指を動かす。
そんな小さな刺激だけで真樹は首を退け反らせた。
その反面、後ろの快感を知っている真樹は、それだけでは満足できずに腰を揺らす。

「もっと、奥!やん、早くぅ」
「だから言えよ」
「あん、あ、んぅ」

恥ずかしげもなく腰をユラユラと動かしている真樹の中から指を引き抜いて、指を3本に増やしてから一気に突っ込んだ。
目を見開いて喜びつつも、指では足りずに意地悪をしてくる悠一を睨み付る。

「この、鬼畜親父!」
「うわっ」

急に手をグイッと引っ張られて、床に寝そべるように転んでしまう。
ビックリして閉じてしまった目を開けると、自分の股間に跨がった真樹の姿が目に入った。

「悠一さんの、…ちんぽでお尻の奥までぐちゃぐちゃにして」

荒い息遣いのまま、耳元で悠一が喜びそうな言葉を囁きながらゆっくりと腰を落としていく。
先端の太い部分を飲み込んでしまうと、あとはスムーズに根本まで挿入っていった。

「あん、あ、はぁん!」
「ちょっ、真樹」

きゅうきゅうと締め付けてくるアナルに、悠一は歯を食い縛る。
真樹の腰に手を添えて動きを止めようとするも、真樹はゆっくりと腰を揺らして悠一のモノを更に締め付けた。

「真樹、イク。…っく、」
「あ!悠一さんの、熱いよぉ、あん」

中に出されたのがわかった真樹は気持ち良さそうに涎を垂らしながら小刻みに震える。



 



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -