「罰」=(人と)異なる形をとるものの総称。古代魔法を得意とする物が多い。また、魔女のみが呪術を行使できる。見た目的に簡単に言えば、人外や怪物という感じである。
ユグドラシルの神話では神という種族であったとされ、巨人により害をなされ、罰を与えることとなったため、「罰」と呼ばれるようになった。

・鬼族
鬼の血を引く種族。超人的なパワーをもっている。
鬼族のなかでも鬼(純血)、吸血鬼、屍鬼に別れる。
⇒鬼(純血)…鬼族の代表的な存在。純血でない鬼は屍鬼に部類される。2本以上の角が特徴的である。(寿命300~400年)
⇒吸血鬼…血を、操り、生命の源のする存在。本来の姿とは別に美しい罪の姿に擬態することができる。(寿命200~300年)
⇒屍鬼…所謂ゾンビのような存在。底無しのように思える体力をもつが、怪我などにあまり頓着がなくその上治りも悪い。(寿命100〜腐りきったりして死ぬまで)
※純血でない鬼も屍鬼に部類される。

・魔族
魔力を豊富に持ち、その力を操ることに長けていたり、魔物的な存在だったりする種族。魔族のなかでも魔女、神獣(魔獣)、モンスターに別れる。
⇒魔女…どの種族よりも魔術、魔力に扱いに秀でている。女性だけではなく、男性も魔女という。(寿命100~300年)
⇒神獣(魔獣)…普通の獣と違い、高貴な存在であったり妖怪などような類の獣。(寿命500~1000年)
⇒モンスター…知性をもち、人として生きている蛮族。それがひとくくりにされているので、姿や能力は多種多様。(寿命100~300年)

・神族
超チート級の種族。一般人の罪や罰では理解の及ばない存在。無知であり、無垢であり、無情な存在だが、最近は普通の人として生まれてくることもある。その力は国一つを滅ぼすことが可能なほど。
神獣とはかなり昔にとても遠い親戚だった。
※神族に関してはわかっていないことがほとんどで、罪の国では神族関して研究している施設が存在する。

補足
※罰は従来、異形・人外的な姿をしている。それが本来の姿なのだが、力を持つものはその姿とは別にもう一つ、罪に似た姿を、自らの本来の姿として持つことができる。
また、力を持たない罰でも罪に似た姿に擬態できる。
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -