今日も陽泉は平和です

※注意!!
これは、室ちんにょた前提です!!




ジリリリリリリッッ

部屋に鳴り響く目覚まし時計の音で目が覚める。
目が覚めても布団からでることができないのが、学生さんの宿命だが、とりあえず自慢の?長い腕を伸ばしてまだなり続けている時計を探す。
目で確認することなく、腕だけ動かすが時計に触れない。
いつも、時計さんには定位置でお仕事してもらっているはずなのに、
不思議に思って顔を上げれば、定位置に時計さんがいない。
しかし、なり続ける時計の音。
いよいよ本気で起きるべきかと、自らの巨体をのっそり起こす、起き上がってから周りを見回す。
時計の居場所は、案外すぐそこだった。

「‥‥室ちん‥‥‥‥」

そう、そこは室ちんの胸の中という楽園‥‥。
室ちんの柔らかそうな、てか、実際柔らかい胸の中に、胸の谷間に、俺の時計さんがおさまっているのだ。
呆れて声もでなかった。

時計さんよ何故そこにいる‥‥‥!

昨日の夜は確かに枕元と言うなの定位置にいたのに、確認したのに!!
それなのに何故?

まぁ、今考えても仕方がない、室ちんだもん、しょうがない、

なので、俺は室ちんの胸から時計さん回収作業へと移る。
しっかし、よく寝てるよな時計の音が超至近距離から大音量で聞こえてるのに、まぁ、室ちんだから(ry

俺は、ゆっくりも手を伸ばし室ちんのむn‥‥ゲフンゲフン、時計をとろうとする、あーでも、これ、むねさわっちゃうなーしょうがないよねー不可抗力だもんねー、と、若干テンションが上がってるのはいうまでもない。
ゆっくり、ゆっくりと、手を動かす。
もうすこしで、時計!!というところで、ガシッッ!と俺の手首をしっかりつかむ手。そして、俺を見つめる黒くて綺麗な目、

「‥‥アツシ‥‥‥」

甘い声で囁くように呼ばれる名前、

でもさ、うん、あれだよね、

これ、詰んだわ。


****


「福井サン」
「おー?どうした劉?」
「なんで、紫原の頬にキレイなもみじがついてるアルか?」
「さぁー?スケベなことでもしようとしたんじゃないか?」
「‥‥‥‥氷室に?」
「あぁ、」
「あぁ‥‥‥」



fin

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