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社長さん
「心休まる家庭、強い友情、強い繋がり、日陰の恋…何の事か分かるかな?」
アージュに尋ねると、少し考えてから分かんないと言いたげに鳴いた。
「キミの名前の、花言葉だよ。どう?」
どうと聞かれても分かんない、そんなような顔をして、アージュは僕に擦り寄って眠たそうにあくびをする。
自由だなぁと、くすりと笑みがこぼれた。
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