「お帰り雅治!ご飯にする?お風呂にする?…それとも、俺?」











「て言うて」


「だが断る!」


「えー!」


「えー!じゃねぇよ」


「ぇえ!?」


「マスオさんの真似してもだめ!」


「けちー」


「けちじゃねぇよ」


「お願いします」


「そんなん新婚さんの台詞じゃんかよ。言いたくないし」


「未来へ向けての練習!」


「未来も言わないから安心しろぃ」


「うっそーん\(^o^)/」


「顔うざい」


「なんか…いつにも増して酷ない?」


「全然。てかさ、俺一生お前のこと雅治って呼ばない気がする」


「いや一昨日したとき言うてたし」


「まじかよ!最悪!」


「さい、え、最悪!?」


「無意識はノーカンな!」


「俺の目覚ましなんに…」


「うっわきも!今すぐ消せ!俺がお前の携帯を消す前にそのデータを消せ!」


「嫌じゃ!絶対消さん!」


「幸村くんに泣きついてやる!」


「すいません消します!」


「それでいい!」


「…無駄に疲れた」


「お前のせいだこのやろー」


「俺かい。てかブン太結婚してからも俺のこと仁王って呼び続けるつもりなん」


「そうだけど?何か問題でも?」


「いや、問題っちゅうか。正式に籍入れたらブン太も仁王になるんやけ、名字で呼んだらややこしくなるじゃろ」


「……」


「なぜ赤面」


「いや、なんか照れた」


「あ、ごめん萌えた」


「ちょっ、抱きつくなばか!変態がうつる!」


「ブン太専門の変態じゃき大丈夫じゃ」


「それはそれで危ないから」


「あーかわいーどうしよー」


「どうもすんな。てかにおい嗅ぐな!」


「めっちゃええにおいする」


「気持ち悪い」


「ブン太からの言葉ならなんでも愛情じゃ」


「Mかよ」


「のうブン太」


「はあ?どした急に真顔で」


「俺ブン太が大好きじゃ。絶対結婚しような」


「……してやらないこともない」


「2人でマンション住んで」


「…おう」


「俺が帰ってきたらブン太がおって」


「…お風呂の準備は仁王担当な」


「おん。じゃあご飯の前にブン太とお風呂所望」


「なにその元気」


「あ、風呂もブン太と入る」


「狭い」


「そこでまた犯す」


「だから狭いって」


「けど好きじゃろそうゆうの」


「そんなに嫌いじゃねぇけどさ」


「よし決定」


「てか俺より帰り遅いって、お前なんの仕事すんの」


「え、ブン太専業主夫やし」


「嘘でしょ俺中学教師になるんだし」


「あかんあかん生徒に狙われる許さん」


「ねーわ」


「中学生なんて性欲の塊じゃよ。そんなとこにブン太が行くなんて、腹減りすぎて今にも暴れだしそうなライオンの檻にシマウマ放り込むようなもんじゃ」


「お前がそれを言うんだ。じゃあ高校」


「高校なんてもっとあかんよ!力も強いし大変じゃろ!」


「あのさ、なんで俺襲われる体で話進めんの」


「今みたいに四六時中くっついておれんから不安なんじゃよ。ただでさえブン太ビッチじゃし…」


「殺すぞ。お前以外となんて気持ち悪いわ」


「何それめっちゃ嬉しい」


「てか不安なら俺だって同じくらい抱えてんだよ。四六時中一緒にいる今だってたまに不安になったりすんだよ。お前だけじゃないんだよ」


「!!不安になったらすぐ言いんしゃい!俺がずっと抱き締めちゃるから!」


「うん、ありがと」


「うわ、笑った(訳:心臓に悪い)」


「なんだよ笑っちゃだめかよ」


「いや、やっぱ笑っとった方が似合うとるよ」


「…ん、お前は俺の前でだけでその笑顔してな」


「あー…」


「ん?」


「理性の限界のようじゃ」


「はっ?え、ちょっ…!」










「アッー!」










..
すいませんめんどくさくなりました
ほんとすいません




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