「うあーさみー超絶さみー」


「さぁーってそんなブンちゃんをまーくんが暖めてあげよーかなー」


「やめろお前の死に際の年寄り並みに低い身体でくっつかれたら凍え死ぬ」


「ひどいなんなんそれひどいひどいひどいひどいひ「うるせぇ黙れ」すいませんでした」


「は?」


「…え?」


「何、謝ったら許されると思ってんの?警察の存在馬鹿にしてんの?」


「え、いや…てかブン太警察ちゃうし」


「俺は警察じゃねぇよ?けどさ、謝って許すなら警察なんていらないよね」


「…おでん?ココア?肉まん?」


「全部」


「嘘じゃろ」


「俺がいつ嘘ついたよ」


「ツンツンが嘘ついてるにはいるなら日常的に嘘ついとるね」


「はいからあ〇くん追加ー」


「ちょっと俺今月ガット直したりしてあと500円しか持ってないんやけど…。ほら、財布ん中見てよ。すっかすかじゃろ?」


「ジャンプしてみ」


「…なんで」


「いいから早くしろ5秒いないにしねぇとそのチョロ毛引っこ抜くぞ」


「どこのヤクザじゃちくしょう…!」





ちゃりんちゃりん






「あっれー、なんか硬貨がぶつかり合うような音がするよ仁王くーん?なにかな?これなにかな?」


「ポポポポケモンコインじゃ!ゴミみたいなもんじゃよ!うん!俺も捨てよう思っちょったし!うん!」


「まじかよ俺ポケモンコイン集めてんだー。捨てるならくれよ」


「うっ…!」


「なー、くれよいやよこせ」


「ぐすっ…!…はい…」


「はいありがとう。さ、コンビニいくぞ」


「ほんまに無一文になってもうた…ぐすっ」


「泣くなよきもいな」


「(俺は何でこんなんが好きなんじゃろうか)」











...




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