「白石!なあ白石ぃ!」 「…………しらいし?」 「しーらーいーしー!!」 「…………」 「赤石黒石、」 「白石です!」 「早う答えろや!俺嫌われたんかなってちょっと泣きそうになってんけど!」 「いやあ勘忍。けどな、今日自分可愛すぎるで?いやいっつも可愛いんやけど特に可愛い。可愛いがゲシュタルト崩壊しそうや」 「白石のキャラが大崩壊っちゅー話や」 「変なもんでも食ったんとちゃう?お前はどこまで可愛くなれば気ぃ済むん?」 「スルーとかなんなん。まあええわ、とりあえず可愛いってあんま嬉しないよ。てか本題入ってええ?」 「おう、いくらでも聞いたるよ謙也の話なら」 「おおきに。あんな、松岡〇造っておるやん」 「元テニスプレイヤーの?」 「せや!俺あの人めっちゃ好きやねん!抱かれてもええくらい好きやねん!」 「…なにそれ、俺はどんなリアクションとればええの。なんで急にテンション上がったんちょっと複雑やで」 「白石は嫌い?松岡〇造」 「あー、そない好きやないな」 「なんっで!?かっこええやん熱血!!本気でテニスおめでとおおおおお!!!」 「ちょ、可愛すぎるやめて」 「松岡〇造は可愛いんやない!かっこええんやで!」 「うん、松岡〇造が可愛いとは思わんわ」 「そんな松岡〇造のどこが嫌やねん白石は!俺がその考え全部否定したるでさあこい!!」 「自分が松岡〇造ノリしても可愛いだけやで。あの人な、無駄な動き多過ぎると思えへん?」 「無駄な動きちゃう!有り余る熱が溢れてんねや!」 「この前なんかの番組でテニスしとってんけど、ボール返ってくるまでの短い時間にめっさ動いて汗だっくだくやってん」 「汗だくありがとおおおおお!!!」 「謙也以外の男が汗かいとってもキモいだけやって」 「うるさいパーフェクトエクスタバイブルテニス野郎!!」 「悪口!それは完全な悪口や!」 「だいたい、スポーツっちゅうんは熱うなってやるもんやろ!?」 「熱うなってやるんと、無駄な動き多いんはちゃうんとちゃう?」 「……………もーええわ!白石は松岡〇造の素晴らしさがわかってへん!ユウジんとこいってくる!!」 「………プレイスタイル、変えようかな…」 ... 蔵謙ではなくテニス部厨白石だと言い張る 似非関西弁失礼しました |