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2022/05/03

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夜出かけることを許さない露伴ちゃん

「...いってきまーす」
「許さん」
「え!!寝てたんじゃあないの?!」
「思い通りにならなくて残念だったな」
「(この話し方的に、きっと昨日のことまだ怒ってる...)」
「まさかだと思うが、どこへいくんだ」
「ちょっとコンビニへ」
「今何時だ」
「えー、何時だろう」
「もうすぐで日付が変わるぞ」
「まだ日付が変わってないなら大丈夫かなって!ってことで行ってきまーす」
「待て」
「く、苦しい!フードはなして!!前に進めない!」
「絶対に駄目だ」
「なんでー!」
「こんな時間だからだ」
「そんなぁー」
「どうせ君のことだ。甘いものが食べたくて我慢ができなかったんだろ」
「ち、違うもん...」
「あーそうか。せっかく君が好きそうな百貨店のとあるお店のシュークリームでも、と思ったんだが...残念だ」
「は?!何それ聞いてない」
「君にはコンビニのシュークリームがお似合いだよ」
「そんなことない!食べてあげてもいいんだよ!!」
「今からコンビニへ行くんじゃあないのか?」
「コンビニ?誰が?露伴ちゃんがいくの?いってらっしゃい」
「なッ?!」
「さ、シュークリーム食べよーっと。深夜に食べちゃいけないもの食べちゃうとたまらなく美味いんだよなあ!」
「両手食いッ!!君わざとぼくの分まで食べる気だなッ!?太るから二個食べるのはやめておけ!あ!あーーー、、」


昨夜、露伴が寝てる隙にどうしても甘いものが食べたくなったので起こすのも悪いしこっそりコンビニへスイーツを買いに行った夢主。帰宅後、玄関で心配した露伴が靴を履こうとしていたところに遭遇→お叱りを受ける。次の日、露伴が夢主の性格を見越して昼間にシュークリームを買いに行き、夜寝ずに夢主を見張っていたというお話。解説ないと理解し難いが心配した露伴ちゃんがかきたかった