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「#幼馴染」のBL小説を読む
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2021/01/05

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※仗助くん世代の高校生達が社会人になり、都内に就職していた夢主が久しぶりに道端で露伴と再開する話

「あれ?久しぶりだな」
「あ!露伴ちゃん!久しぶり!!」
「なぁッ?!?その呼び方はやめろッ!!」
「えーなんでー?いいじゃんー。それにしても何年ぶりかな?」
「前回帰ってきたのはGWあたりだろ。半年ぶりか?」
「あ、そういえば夏休みに少し戻ってきたかも?」
「?!?!...知らないぞ、そんなことは」
「忙しくて一日二日で帰っちゃったからね」
「それで今回はどのぐらいこっちにいるつもりなんだ」
「あれ?連絡入れなかったっけ?仕事辞めてこっちに戻ってきたこと」
「してない。いい加減なところは相変わらずだな。あれほどぼくが気にかけてやったと言うのに、いつも君は適当な返事ばかりで..」
「ひえええ許してー返事返すの苦手なんだから!」
「あら、遅いと思ったら。こんにちは、露伴先生」
「あ、由花子」
「なんだ?約束でもしていたのか」
「そう!久しぶりに帰ったからランチでも行こうって話になったの」
「そうかい、じゃあ楽しんで。ぼくは忙しいから行くよ」
「はーい、またねー露伴ちゃーん。....由花子??」
「露伴先生、随分と余裕ですね」
「..何が言いたい?すまないが、ぼくは忙しいんだ」
「あら、でしたら結構です。彼女とは久しぶりの再会だったから、康一くんも誘ったんです。そしたらみんな会いたいだろうから、サプライズでもしようって提案してくれて...あと二人ほど呼んだみたいですよ。勿論サプライズだから、仕事で来れない設定になってますけど」
「二人というのはまさか東方仗助と虹村億泰かッ???!」
「流石、先生。話が早いですね」
「仗助だとッ?!」
「確か、彼も気がありましたよね」
「...........」
「由花子?何話してるの??もう行くよ??」
「えぇ、行くわ。では露伴先生、さようなら」
「........」
「何話してたの?露伴ちゃんと」
「なんでもないわ、それより少しお腹が空いたわね」
「すいたすいた!朝ごはん食べてなかったから腹ペコでさ〜、はやくドゥマゴに行きたいなあ」
「なんだ、君たちドゥマゴにいくのか。ぼくもそこに用があってな」
「あれ?露伴ちゃん。取材はドゥマゴ?」
「取材というわけではないんだが用があるんだ」
「反対方向に向かってたのに?」
「気のせいだ」
「へー、まあいいや。どうせなら三人でご飯食べようよ」
「なんでこのぼくが君とご飯だなんて」
「だめかー、露伴ちゃんと再会できて嬉しかったんだけど...」
「飯くらいなら..付き合ってやる」
「わーい!由花子もいいよね!」
「えぇ、楽しくなりそうね」