テーマ座談会 ■しおりを挿む
Q43:涙もろさ/泣く頻度
ア「私には“すぐに泣く”というイメージがあるかもしれませんが、決して心が弱いわけではありません。私が流すのは感動の涙ばかりです。正太郎が私を感動させる天才なのです。嬉し涙とは、とても暖かく心地の良い……」
正「アル……話が長いなぁ」
琳「いきなり言い訳から始まったけど、実際に一番泣きよんのはアルで変わらんでな。そう言えば正太郎は意外に泣かん」
陽(ベッドの上に場所を限定すれば、琳が一番啼いているんだけどね)
琳「! それは漢字がちゃうやろっ!」
正「え? どうしたの、琳」
琳「な、なんもない」
陽「ふふ。琳が騒がしくてごめんね」
正「ううん。……あ、泣くといえば、アルの別荘に行った時に琳が」
琳「わー! それはあかんでッ」
陽「あぁ、帰り間際の時だね。琳はホテルでも号きゅ」
琳「やめえ!」
ア「なんですか琳、騒々しいですよ。二十歳になったのですから、少し落ち着いてはいかがですか」
琳「うぅ……。俺、悪ないもん……」
陽「よしよし、泣かないの」
琳「泣いてへんっ!」
ア「もしかして琳は、私よりも多く泣いているのではないですか?」
正「うん、そうかも」
琳「別に泣き虫やないのに……。最悪や」
了
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