テーマ座談会 ■しおりを挿む
Q30:本気で嫌っている人
正「!」
ア「誰ですか、このようなテーマを考えたのは」
正「アル……アルっ」
ア「よしよし、思い出さなくてもよろしいのですよ。正太郎には私がいます」
正「ありがとう……。アルがいたら、平気」
ア「はい。正太郎は必ず、私が守ります」
琳「……あ、なんやらって奴のことか。正太郎は人を嫌うことなんかないから、いらんこと思い出してしもたんやな」
陽「唯一の嫌いな人間なんだね。随分嫌な思いをしたようだから、しかたないよ」
琳「正太郎は可愛いからなぁ。地味な性格で目立たんから、気付かれにくいけど」
陽「そうだね。よく今まで無事だったなって思うよ。素直だし控え目な甘えん坊で、本当に可愛い」
琳「陽平は、甘えたが好きなん?」
陽「うん。琳に甘えられたら興奮する」
琳「なんで興奮やねん……」
陽「ふふ。あ、ちなみに俺が嫌いな人間は、琳にちょっかいを出す男だね。今のところ、該当者は一人かな?」
琳「う……」
陽「まだ気があるようだから、気に入らないな」
琳「俺はちゃんと言うたんやで? 付き合ってる人がいてるって」
陽「わかっているよ。ハッキリ告白もしないで、しつこく琳に付きまとうあいつが悪いんだから」
了
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