テーマ座談会 ■しおりを挿む
Q19:寝相
正「僕、ベッドから落ちたことないよ!」
ア「正太郎は、私と眠る時もずっと、この腕の中で静かに可憐な寝息を立てていますね」
正「あんまり動かないの?」
ア「はい。私に身を預けて、安心して眠っています。それはもう、天使さえ嫉妬してしまうような愛らしい寝顔で……」
正「よかった! アルのことを蹴ったりしてないんだね」
ア「私はマゾヒストではありませんが、正太郎にならば蹴られても構いません」
正「もう、アルのバカ。蹴らないもん」
ア「ふふ」
琳「陽平、俺はどうなん……?」
陽「琳もおとなしく寝ているよ。たっぷり可愛がった後だからか、甘えるようにすり寄ってきたりして」
琳「マジで! 熟睡してるから知らんかったわ……」
陽「それだけじゃないよ」
琳「まだあるんか。なんや?」
陽(俺の太股に下半身を押し付けて)
琳「! やめえっ!」
正「琳? どうしたの?」
琳「なんもないっ」
ア「顔がかなり赤くなっていますね」
正「うん。さっきまで普通だったのに……」
琳「なんでもないんやっ」
陽(ま、アレは冗談だから、安心して。すり寄ってくるのは本当だけどね)
琳「じょ……! 陽平ッ」
陽「あははっ」
正「よくわかんないけど、ラブラブだね」
ア「そうですね。こちらも負けていられません」
了
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