テーマ座談会 ■しおりを挿む
Q10:プライド
琳「プライドか。アルは高そうやな」
陽「クリフォードの人間だからね。幼少の頃から、常に気高くいるように、と育てられたみたい」
正「でも、高飛車だとか偉そうっていう言葉は似合わないよね」
陽「それだと、ただ自分本位なだけだからね。他人を尊ぶことができてこそ、だよ」
正「アル、かっこいい!」
琳「せやけどあんなんやで? まだ、正太郎の可愛さをマイクに向かって語ってるし」
正「だよねー……。そこがちょっと残念」
陽「まぁ人間なんだし、ちょっとくらい残念な部分がないと。それより、話の続き。二人は自分でどう思う?」
正「僕、実はプライドの意味がイマイチよくわかんないんだ」
琳「ほな、自分が誰かに貶されたらどないや? ムカッときて言い返したりするとか、なんも言えんでヘコむとか。ていうか、陽平からはすごい報復が返ってきそうやな」
陽「ふふふ。相手のプライドをズタズタに引き裂いて、二度と立ち直れなくしてやろうかな?」
琳「怖……っ!」
正「僕はヘコんじゃうと思うな。言い返したりできないよ」
陽「正太郎らしいね」
琳「俺は言い返すけどな」
了
←Series Top
|