テーマ座談会 ■しおりを挿む
Q8:髪質
ア「正太郎は、艶々とした美しい黒髪です。天然の黒髪とは、ここまで綺麗なものなのですね……知りませんでした」
陽(俺も天然の黒髪なのにね)
琳(アルは正太郎が絶対やから、しゃーないな)
正「……アルに撫でられるの、気持ちいい」
ア「私も心地よいです。ずっとこうしていたい……」
正「ん……でも、アルの髪のことも話さないと」
ア「私の髪はブロンド、明るめの金色です。少し癖がありますが、矯正が必要なほどではありません。以上」
正「あ、終わっちゃった」
ア「はい。ですから、陽平と琳が答えている間は自由ですよ」
陽「…………さて、ゆっくり答えようか」
琳「空気読めって顔してたな」
陽「ったく。家に帰れば、たくさんくっつけるのに」
琳「陽平は俺と、くっつきたいない?」
陽「外だし、琳が恥ずかしがるから自重しているよ」
琳「そうなん。せやけど、ここには四人しかいてへんし、記録されてるんは音声だけやし……」
陽「あの二人が羨ましくなったんだ?」
琳「! そ、そんなこと……あらへんっ」
陽「ふふっ。真っ赤になっちゃって可愛いね」
琳「っ」
陽「琳の髪は染めているけど、傷んではいないよね」
琳「別に……特別なことはしてへんで? せやし、陽平の髪のが綺麗やん……」
陽「ありがとう。でも、俺は琳の髪の方が好きだよ」
琳「さよか」
陽「こうして撫でていると、虐めて啼かせたくなってくるんだ」
琳「なっ! なんでそないなるんや!」
陽「琳が好きだからだよ」
琳「意味わからんし」
陽「しかたないな、耳を貸して」
琳「なんや?」
陽(……琳に触れるとムラムラする、って言えばわかる?)
琳(あ、アホか!)
了
←Series Top
|