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彰とオレ(side 朝陽)

□幸せなセックス2


 指が三本に増えたころ、彰はオレのをしごいてた。

 親指で先端弄りながら、身体硬くてごめんって謝ってきた。

 フェラしたかったようだ。

 彰のは触ってないのに、また完勃ちしてた。


「中出し、したいけど」

「ん?」

「オレ一回検査いきてーから、今日は付ける、な」

「気にすんなよ」

「や、だ。お前が好きなの、てきとーしたくない、の」

「ありがと、愛されちゃった」

「オレの愛はお高いんだぜ」

「ん、がんばってしあわせにする」



 もうしあわせなのに。

 付け上がるから言わねーけど。

 彰のにゴム着けて上に跨がると、彰が自分の掴んで手伝ってくれた。


「ぁー…」

「あ、朝陽さん、締め付けすぎ」

「彰がでけーんだ、よ」


 ゆっくり腰落とすつもりが、膝がガクガクしてきた。


「はあっ!……うぅ、い、いてー」

「ごめ、腰支えりゃ、よかっ、た」


 彰が冷や汗吹き出たオレの額撫でながら、痛みで萎えた中心を触ってくる。


「ん、ん…彰ぁ」

「なに、朝陽さん」

「彰のがオレん中にある」

「うん、かんどーだね」

「ん。う、動くぞ」

「わかった」


 上半身を彰に預けて、下半身だけで夢中で動いた。

 だんだん彰の動きも入ってきて、痛かったそこがすげー熱もって気持ちよくて、獣みたいだと思ったけど止まんなかった。

 だから終わったら、動けなくなった。


「…腰がっくがく」

「ん…さいこーだった、朝陽さん」

「ったりめーだろ、オレなんだから」

「うん」

「はー…中でピクピクさせんじゃねーよ」

「ちょ、俺の意思じゃねぇ」

「またしたくなる前に、ぬ、抜かなきゃ」

「よし、朝陽さんの身体引き上げるからじっとしてて」


 彰に引き上げられて、彰の胸元にあったオレの顔は彰の顔んとこまで行く。

 その動きと同時に抜けて行く感じでぞくぞくする。


「は…あん」

「なに、朝陽さん色っぽい」

「だって、彰が抜けて、く」

「感じちゃった?」

「うん」

「かわい」


 顔中にキスされて、眠くなってくる。

 始めた時は明るかったのに、窓の外は暗くなってた。

 がんばって起きてたけど、オレは彰に身体拭いてもらってるうちに寝てしまった。



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