週刊『彰と朝陽』

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もうこんなになってるよ…─彰



 朝陽さんにキスをしながら、服を脱がしていく。

 普段は俺が襲われることの方が多いけど、今日は夢かと思うぐらい主導権が俺にある。

 一番最初の、気持ちと欲求を全部込めたキスで、朝陽さんの腰が砕けちゃったからな……。

 あーもう! かわいーな、朝陽さんは!

 俺は朝陽さんを中のロンTとボクサーパンツの姿になるまで剥いて、自分も脱ぐために一旦離れた。

 そしたら、朝陽さんが潤んだ目で俺を見上げてきた。


「あ、あきら……」

「なーに、朝陽さん」

「オレが彰、脱がせる……」

「ありがと。でも、朝陽さんはふにゃふにゃじゃん。今日は俺に全部させて」

「彰のせいだッ」

「うん。ごめんね」


 悔しがっちゃう朝陽さんも、超かわいー。

 明日か明後日辺りに報復されそーだけど、それでも今日は俺が朝陽さんを愛したい。

 今年最初のセックスだし。

 俺は下着だけを残して全部脱ぐと、再び朝陽さんに覆い被さった。


「朝陽さん、大好きだよ」


 額、こめかみから頬と、順にキスを下げていきながら、ロンTの裾に手を差し入れる。

 俺の手は冷たくないだろーけど、ビックリさせないよーに腰を撫でて、脇腹から上に。

 滑らかな肌の中、ポツリと尖ったところを優しく摘まむ。

 すると、朝陽さんの身体が微かに震えて控えめな声が漏れた。


「あ……ん、ん……」


 やべ……その声、超腰にクル……。

 充分昂っていたはずの気分が、更に煽られて堪らない。

 俺は朝陽さんの耳の少し下に押し当てていた唇を、小さな声が漏れるしどけなく開かれた唇に重ねた。

 そして条件反射で俺の中に侵入してきた舌を吸い上げながら、乳首を弄っていた手を下腹部へ移動させる。

 朝陽さんの欲望がわかりやすく表れている愛しいそれを、まずは布の上からそっと撫でた。

 中では既にぬめっているのか、布が先端で擦れて滑る。

 もーこんなになってるよ……朝陽さん。

 いきなりだけど、直接愛してもいーかな?

 俺は朝陽さんの大事なところを守る布を取り払うため、ゴムの部分に手を掛けた。



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