週刊『彰と朝陽』

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めろめろ─彰



「あ!朝陽さん!」


 朝陽さんを捕まえるためにTシャツの裾を掴んだら、朝陽さんは脱皮するみたいにそれを脱いでしまった。

 昨日俺が付けたキスマークだらけの肌が、あらわになる。

 そんなの見せられたら俺、本気になっちゃうって。

 細い腕を掴んで引き寄せると、朝陽さんはバタバタと暴れだした。


「やっ、彰!放せよ!」

「どうしてくっつきたくないのか教えて」

「あ、あちーからだ」

「それだけじゃないよね?」

「知らねー」

「そんなこと言うんだ?」

「っあ、や、やめ…」

「なに?」

「ち…くび、やだ」

「朝陽さんが脱いだんだし」

「あっ、あ、彰が!」

「理由言って」

「察しろよ!」

「俺バカだから無理だって」

「うー…バカ」

「うん」

「…たくなる、から」

「ん?」

「セックス、したくなるんだ」

「な…なんだって…」


 やべ、今下半身に来たよね俺?

 朝陽さんは気付いてないかもしれないけど、乳首はもう舐めてって感じに尖ってるし、下も反応してるし。


「朝陽さん、ごめん」

「…んっ、んんー!」


 止まりそうにない。

 俺、朝陽さんにメロメロなんだ。

 てか、朝陽さんも辛いでしょ。


「っはぁ…きょー、は、やだ」

「やる気のない朝陽さん、初めてだ」

「眠い、から…体力が…」

「じゃあ、朝陽さんがイクだけ」

「ん」

「それならいい?」

「…いーよ」

「あはは、いーんだ。かわい」

「う、うるせー」


 朝陽さんのハーフパンツを脱がせると、もう硬くなったそれが薄い布を押し上げてた。

 じっくりするつもりだったけど、しょうがないなー。

 下着もずらして、いきなり口に含んであげた。


「あぁっ、ん、あき、ら」


 吸い上げるようにすると、朝陽さんの声が一際高くなった。

 すげー可愛いけど、まだ九時だから朝陽さんの口を手で塞ぐ。

 お隣さんにこんな可愛い声を聞かせる謂れはないから。

 てか早く引っ越したいんだけど。

 大翔の奴、なにしてるんだ。


「んっ、あん、あ、あ…」


 朝陽さんの味が少し濃くなってきて、絶頂が近いことを知らせる。

 俺の手を通して聞こえる声も艶かしい…。

 それが叫び声になった瞬間、朝陽さんの白濁が俺の口内に放たれた。



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