BT! Extra −陽平のお仕置き−

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「本当は、琳だけを先に攻め抜いてやるつもりだったんだ。でも琳が可愛すぎるから、予定変更。ただし、これは付けるからね」


 ちょっと期待したんやけど、やっぱりお仕置きはされるんや…。

 怖い…まったく知らんかっても怖いけど、狂いそうになるって聞いたから余計や。


「そんなに震えなくていいよ。可愛い琳に免じて、今日は最後まではさせない。少し我慢するだけで許してあげる」

「よかった…!」

「俺も、琳には大概甘いよね…」


 陽平がパンツだけの姿になって、ベッドの上に行った。

 手招きされてそっちに行ったら、手首を掴まれて引き倒された。


「あっ…」


 陽平に受け止められたけど、体勢は崩れたまま。

 それを陽平の手に回転させられて、俺はベッドに押し倒されるかたちになった。


「ようへ…んぅ…」


 ぬるりと陽平の舌が俺の舌に絡む。

 キスしたまま性急に乳首をつねられて、予測してなかった刺激に俺の身体がビクリと跳ねた。


「んんっ!」


 こないだまで触られてもなんとも思わんかったその場所は、陽平の指に簡単に反応を示した。

 ちょっと捏ねられただけで、ピリピリと痺れるような快感が走って、もっと触ってほしくなってくる。


「琳…気持ちいい?」

「…っうぁ」


 囁かれて、ゾクリと肌が粟立つ。

 声にならんくて、俺はただ頷いた。


「言って」

「やっ…」

「や、じゃないだろ? 気持ちよくないならやめるよ」


 囁かれるだけでゾクゾクするから、言われへんのに…。

 陽平はそれを知ってて囁いてくる。




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