「若様まるで おとうさんみたい」

隣で座っているグラディウスにコーヒーを渡し終えたベビー5が私の思ってた事を代弁してくれた。ドフラミンゴはデリンジャーを腕に抱いたままベビー5の方を向く。

「それで、名前さんは おかあさんみたい。ふたりは夫婦ね!」

ニコッと天使の笑顔で爆弾発言をしてくれたベビー5。その後ろでコラさんがコーヒーを噴き出してローが被害を受けた。予想外の発言に顔が熱くなる。ああどうか顔が赤くなってませんように。名前さん顔真っ赤だすやん〜!バッファローが爆笑しながら私の顔の赤さを指摘し、その言葉を聞いたコラさんがバッ!!!と私を見る。丁度コラさんはサングラスを着けていなくて 私を食い入るように凝視しているのがよく分かる。隣に座っているグラディウスも此方を見てくるし何となくドフラミンゴからも視線を感じる。何だか恥ずかしくなってきたので思わず両手で顔を隠して下をむいてしまった。そんな私にベビー5が追い打ちをかける。


「名前さん照れてる!かわいい!」



バッファローとトレボールの笑い声が部屋中に響き渡る中 私は恥ずかしさのあまり消えてしまいたいと願った。






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