恋の音


「どうした、スレイ。最近元気がないな」
ミクリオが、気遣わしげな表情で、スレイの顔を覗き込む。
「え? あ、ああ、大丈夫。心配ないって」
「本当か?」
「うん」
笑顔を作り、出来るだけ明るい声で、そう返す。
ミクリオは納得していない風だった。
けど、まさか言えるわけがない。
こうして気遣ってくれる彼こそが、この憂いの原因だなんて。

ミクリオの事を、そういう意味で意識し始めたのは、いつごろだろう。
明確に不埒な気持ちを抱いていると自覚したのは、旅に出てからだと思う。

自分よりも線が細く、身体も小さなミクリオを守ってやりたいと思ったのは、もうずっと昔の事だったし、長いまつげや、綺麗な指にドキリとしたのも、ここ数年のことではない。
すぐむくれたり、意地を張ったりと感情が露わなところも、わかりやすくて可愛いと思っていたし、おやつを作ってくれたり、なにかとスレイを気遣う世話焼きなところも、ありがたく、愛おしかった。
そんな彼と、一緒にいられるだけで幸せだった。イズチを出るまでは。

けれど、ここ最近は、ただ一緒にいるだけでは何かが足りないような、もどかしいような、そんな気持ちを抱くようになっていた。

原因は、いくつか思い当たった。
一つは、二人きりで過ごす時間が減ったこと。
仲間たちと共に、大きな目的を持って旅をしている身としては、これは仕方のないことなのかもしれなかったが、イズチにいた頃のように、同じベッドで身を寄せ合って眠ったり、朝から晩まで共に家事をすることができなくなってしまったのは、予想以上に寂しいことだった。

もう一つは、仲間たちとミクリオの関係だ。
おやつ作りが得意な彼は、皆のために腕を奮うことをいとわない。
生まれてこのかた、ミクリオのおやつ作りはスレイのためだけのもの、と言っても過言ではなかったが、旅が始まってからは、皆がその恩恵にあずかれるようになった。
ミクリオの味を褒めてもらえるのは嬉しい反面、ちょっと惜しいような、悔しいような、複雑な気持ちになる。いままでは、自分だけが知っていたのに、と。
しかも、生来研究熱心な彼は、新しいレシピを教わったり、術の稽古をすると言っては、ライラやエドナ、ザビーダと一緒に過ごすことが増えた。
そんな時の彼は、かなり打ち解けた様子で、怒ったり、笑ったり、時には冗談を言っていたりすることもある。
これまではスレイしか目にしなかったような表情も、徐々に見せるようになっていくにつれて、ミクリオが、自分の知らない場所へ行ってしまうようで、どうにも落ち着かなくなった。

いままで、誰かを自分だけのものにしたいなんて、考えたこともなかった。
けれど、この旅をきっかけに、気づいてしまったのだ。
ミクリオに対する、独占欲のようなものに。


(…俺って、意外に心が狭かったんだなあ…)

昼下がり、戦闘の合間の休憩時間、木の幹にもたれかかりながら、スレイはぼんやりと考えた。
ミクリオへのこの気持ちを、どうしたらいいだろうかと。

ふと、街で見かけた恋人たちの様子が思い出された。
手をつなぎ、中睦まじく往来を歩く者たち。
日暮れ時などは、腕をまわして身体を寄せ合い、時に口づけを交わしている者もあった。
ああいうことを、ミクリオとできたなら―――、彼を、自分だけのものだと再び感じることができたなら、この得体の知れない気持ちに苦しむことも無くなるのだろうか。
外で目にする恋人たちや、夫婦と呼ばれる者たちは、ほとんどが男女だったが、書物や人の噂によれば、同性のパートナーを持つ者も、世間には少なからず存在するという。
精神的にはもちろん、肉体的な部分においても、男女の場合とほとんど変わらぬ関係を結ぶことも可能なのだと。

ならば、自分の相手は、ミクリオしか考えられない。
その気持ちは日増しに強くなり、いまや、抑えがたいものになっていた。


ただ、問題は、ミクリオの方にそういう感情がなさそうだということだった。
スレイのことを、心から信頼し、慕ってくれているのはわかる。
けれど、恋愛感情となるとどうだろう。
仲間達からも子どもだの、ボーヤだのと言われている通り、ミクリオには見た目よりも幼い部分があった。こと、恋愛や性については、知識はあっても実感は乏しそうで、そういう意味ではスレイより未熟なのだと思う。
そんな彼に、いきなりスレイの気持ちを押しつけて、今までの関係を壊すこともしたくない。

そんなとき、ふとザビーダの言葉を思い出した。
たしか、恋に悩んだら、相談しろと言っていたっけ。
(……相談……、してみるかな)
どの道、一人きりで悩んでいても、答えは出そうにない。
スレイは立ちあがると、少し離れた場所で休んでいるザビーダのもとへと歩み寄った。



「ザビーダ! ちょっと相談があるんだけど、いいかな?」
「おう、珍しいじゃねーの。優等生の導師殿が、この俺に相談事なんざ」
ザビーダはいつもの調子でからかうように笑ったが、スレイが小声でわけを話すと、途端に乗り気になった。
「そうかぁ。道理で女性関係に興味が薄いとは思ってたが…、まさかミク坊狙いだったとはな。…っつーか、今まで何にもなかった、って方がおかしいような仲の良さじゃねーか、おまえら」
「そうかなあ? 別に、そんなことないと思うけど」
スレイは首をかしげている。
本当に無自覚な奴らだ、と、ザビーダは呆れを通り越して可笑しくなる。
彼らの関係は、長年連れ添った夫婦でさえ、こうは行かないだろうと思わせるほどの親密さだ。
ここまでの関係を築けているのだから、いまさら体の関係など結ばなくても良さそうなものなのに、それを求めるのは、スレイもある意味、ごく普通の人間の男性だということか。
「よし、じゃあ俺サマが、一肌脱いでやるかねぇ」
「ホント? ありがとう、ザビーダ!」
「…つっても、二人きりにしてやることぐらいしかできないけどな。偽エリクシールとか調達してやってもいいけど、薬で無理やりとか、そういうのは嫌なんだろ?」
「うん」
「やっぱり優等生だなあ、導師殿は」
ザビーダは豪快に笑い、その晩は皆を連れて、よそに泊まると言ってくれた。
「ところで、やり方とか、ちゃんとわかってんのか?」
「うん。まあ、一応。本で読んだ知識しかないけど」
「…ま、案ずるよりなんとやら、か。頑張れよ」
「うん!」

スレイは頷き、少し離れたところに居るミクリオを見遣った。
彼は、相変わらずエドナと夫婦漫才のようなことをして、じゃれあっている。

彼を好きだと言ったら、どんな顔をするだろうか。
スレイの気持ちを正直に話したら、ひどく驚かれるだろうか。
もしかしたら、そんなことは嫌だと、拒絶されてしまうかもしれない。
そう思うと、夜が来るのが、怖いような、待ち遠しいような気分になった。


*********

午後はあっという間に過ぎ、夕陽がまぶしい時間になった。
ザビーダは約束通り、自分たち以外の皆を連れて姿を消した。
ロゼと装備の発注の話などをしていたから、多分、顔なじみの店主がいる、ラストンベル辺りにでも出かけたのだろう。

「今日はどうして、僕たちだけなんだ?」
ペンドラゴの街に入り、宿へと向かう道すがら、ミクリオは不思議そうに首をかしげた。
「えっと…、皆は用事があるんだってさ。なんか、新しい装備を受け取りに行くみたい」
「ふーん。僕たちも、一緒に行ってもよかったのに。珍しいこともあるものだね」
寸分も疑っていない様子のミクリオに、少しだけ心が痛む。
後で本当の事を言ったら、ものすごく怒られるかもしれない。

ドキドキしながら馴染みの宿のドアを開け、カウンターで部屋を取り、鍵を受け取った。
「お食事は、どれになさいますか」
「うーん、そうだなあ」
せっかくの二人きりなのだから、今日ばかりはミクリオの意見を尊重したかったが、宿の人間に、彼の姿は見えていない。
普段なら、ロゼに尋ねるふりをして聞くこともできるのだけれど。
ちらりと彼を見遣ると、ミクリオは察したらしく、穏やかにほほ笑んで、君の食べたいものがいい、と言った。
やっぱり、さすがはミクリオだ。他の誰かでは、こうは行かない。
「そうだな…、ここに来たらやっぱり、ドラゴ鍋かな」
「はい。ではご用意いたします」
「よろしく」
食事ができるまではしばらくかかるため、一旦は部屋に入ることにする。
ミクリオと、少しでも長く話がしたかった。
人間が自分だけの時は、外でミクリオと多くを話すことはできない。
特に宿ではそうしなければ、ただの独り言がうるさい客になってしまうと、今ではもうわかっていた。

その後、部屋でしばらく他愛のない話しをしてから食事を済ませ、サウナに行き、再び部屋に戻って遺跡談義などをした。
「たまには、スレイと二人きりも落ち着くものだね」
「うん。イズチで過ごしていた頃を思い出すな」
ミクリオは、明らかにいつもよりくつろいだ様子だった。
やはり彼も、スレイ以外の仲間には、多少気を使っているのだろう。そうわかっただけでも、かなり心が落ち着いた。
彼はどこも変わってはいない。
やはり、スレイのことを一番信頼し、気にかけてくれているのだ。
イズチにいたころと、同じように。


やがて夜もすっかり更けた。
「もう遅いね。そろそろ寝ようか」
「そうだな」
小さく欠伸をしたミクリオに、スレイは頷いた。
久しぶりの二人きりの時間は、思った以上の満足感をもたらし、今日はもうこのまま、何もせずに眠ってもいいか、と思えるほどだった。
でも、せっかくの機会だから、眠る間も二人で居たかった。
「ミクリオ…、その、一緒に寝るか?」
「ああ。久しぶりに、それもいいな」
かなりの勇気を振り絞ってそう誘ったのに、ミクリオは気にも留めていない様子で、あっさりと頷いた。
それもそうか。イズチでは、ほぼ毎日、スレイの家の大きなベッドに、二人で眠っていたのだから。

先にスレイがベッドに入り、ほら、と上掛けを持ちあげると、ミクリオは大人しく、隣に滑り込んできた。
「大丈夫か、ミクリオ。ちょっと、狭いかな?」
「確かに狭いが、まあ、こうすれば問題はないだろう?」
ミクリオは、スレイの方に身を寄せて、ぴったりと身体を添わせる。
ミクリオにとっては問題なくても、今のスレイにとって、この近さは大問題だ。
内心、どうしたものかと慌てていると、彼はスレイの腕の中から、不思議そうな顔で見上げた。
「ん? どうした、スレイ」
「あ、いや、なんでもない!」
本当は、なんでもないわけがない。
心臓は早鐘のように打っているし、頬はうす暗い室内でもわかるほどに紅潮して、熱を持っている。
そんなスレイの様子に、ミクリオは眉をひそめた。
「どうした? もしかして、どこか具合が悪いのか? 熱でもあるような顔をしているぞ?」
見上げる瞳が、途端に心配そうな色を帯びる。
「ううん、大丈夫だって」
余計な気遣いをさせたことを申し訳なく思いながら、スレイはミクリオの頭を抱き込み、髪を撫でた。
しかし、ミクリオはなおも食い下がる。
「大丈夫じゃないだろう? そう言えば、最近の君は少し様子がおかしかった。何か、僕に隠していることがあるんじゃないか?」
真っ直ぐにスレイを見つめる瞳は真剣で、これ以上はごまかせそうにない。
観念したスレイは、ミクリオの背に両腕を回し、強く抱きしめた。
そして、一つ深呼吸をしてから、囁くように、その耳元に告げる。
「……俺、ミクリオのことが好きなんだ」
ありったけの勇気を出して、そう伝えた。
それは、導師になると決めた時よりも大変な決断だったかもしれない。
だが、ミクリオは、穏やかな声で返した。
「うん。僕も好きだよ、スレイ」
彼は相変わらず美しいほほ笑みで、スレイを見上げていた。
綺麗な紫の瞳には、一点の曇りもない。
それは幼い頃からまったく変わらないもので、スレイは小さくため息をついた。
そうじゃない。そういう種類の好きじゃなくて。
「うーん、それって…、俺と同じ意味の好き、かなぁ……」
少し気抜けして、頭をかきながら言うと、ミクリオは首をかしげた。
「どういう意味だ?」
やはり今一つ理解していないその様子に、ちょっともどかしくなって、スレイは抱きしめていた腕を解き、寝がえりを打つ。
「……なんでもない。ミクリオは、まだ子どもだな、って」
「な……! 君に言われたくない!」
ミクリオはむくれて、僕らは同い年だろうとか、赤ん坊のころから一緒に育ってきたくせに、とかぶつぶつと言っている。
確かに、年齢は同じだけれど。
そういう意味での成長は、やはりスレイのほうが早いのだと思う。
スレイが夜ごと、ミクリオのあられもない姿を思い浮かべて眠れないでいるなんて、ミクリオは思いつきもしないだろう。
「もういい、寝よう」
今夜はひとまずここまでにしよう、と思い、毛布をかぶったが、スレイの謎めいた態度は、ミクリオの探究心に火をつけてしまったようだった。
「な…、途中で勝手に話を切るな! ちゃんと話すまで、寝かせないからな」
話したら、もっと眠れなくなってしまうかもしれない。
もとい、寝かせることができなくなってしまうかもしれない。
けれど、こうなったミクリオを無視して眠るわけにもいかず、スレイは結局、ぼそぼそと理由を話すことになった。

「だからさ、俺…、ミクリオの事が好きなんだよ」
「それはさっきも聞いた。僕だって同じだ」
「そうじゃなくて。俺は、ミクリオの事、そういう意味で好きなんだ」
「そういう意味?」
「――――ミクリオと…、その…、恋人同士みたいな関係になりたい、ってこと」

盛大に照れつつ、なるべく直接的な表現を避けてそう伝えると、ミクリオはちょっと面喰ったようだった。
が、すぐにいつもの思案顔になった。
「…それはどうなんだ? スレイも僕も男だろう?」
「そうだけど…」
スレイは、困ったようにミクリオを見た。
ミクリオも、スレイを見つめ返す。
その瞳が、あまりにも純粋でためらう。
でも、もう迷わないと決めた。
スレイは、ミクリオの頬に、そっと手を添える。

「それでも俺は、ミクリオがいい。…ミクリオ以外、考えられない」
「スレイ……」

ミクリオは目を見開いた。
スレイの名を呼んだまま、ぽかんと開いた口もとが、その驚きを物語っている。
「ごめん、びっくりしたよな。…気持ち悪いとか思ってる?」
少し不安になって問うと、ミクリオは口もとに手を当てて、わずかに視線を逸らした。
「いや…、驚きはしたが…、別に、気持ち悪いとか、そういう感じはない、な」
「じゃあ……!」
喜んでミクリオを再び腕にかき抱くと、ミクリオは、抵抗こそしなかったものの、身体を固くして、下を向いた。
「しかし…、悪いが、すぐに恋人同士のようにしろというのは…、その……、」
「うん。ゆっくりでいいよ。待ってるから」
「本当に? こんな手まで使って、僕にそれを告げたってことは、結構限界だったりするんじゃないか?」
「う……、敵わないなあ」
やっぱり、ミクリオはお見通しだ。
照れ笑いをするスレイに、ミクリオは穏やかな笑みを向けながら言った。
「僕も、スレイの事が好きだ。だからこそ、軽はずみなことはしたくない。…数日でいい、時間をくれないか?」
「わかった。ありがとう、ミクリオ」
ぎゅっと抱きしめる。
とりあえずは想いを伝えたというだけで、だいぶ気持ちが楽になった。

と、ミクリオが、腕の中から再びスレイを見上げた。
「スレイ。…今、少しだけ、試してみてもいいかい?」
「ん? 何を?」
「その…、そういう、スキンシップを」
「え…、いいけど、それってどういう…?」
「スレイ、……口づけを」
目を閉じるミクリオ。突然の事に、心臓が盛大に高鳴る。

ミクリオの唇。
ずっと、触れたいと思っていた。
けど、いざその時となると、喜びと緊張とで震えてしまう。

スレイはミクリオの両頬を手のひらで包み込むと、ギュッと目を閉じた。
そして、そっと唇を寄せた。
 初めての口づけ。
それは、ふわりと触れて、すぐに離れた。
けれど、その柔らかい感触は、今まで触れたどんなものよりも心地よくて。
「……が、我慢できなくなりそう……」
「えっ、そうなのか? すまない、忘れてくれ!」
「忘れられるわけないだろ……」
「そ、そうか…。うん、確かに、気持ちいい、な……」

唇どころか、今や体中が熱い。
早鐘のように打つ鼓動と、もっと求めたくなる気持ちを何とか押さえこみながら、スレイはミクリオを抱きしめた。

やっぱり、彼が好きだ。
こんな気持ちにさせられるのは、彼をおいてほかにない。
 けれど、また、こんなにも大切なのだとわかってしまったから。
 彼が答えを出すまで待とうと、スレイは再び心に誓った。



翌日。
スレイは、再会したザビーダに結果を報告した。
「で、どうだったよ。しっかり楽しめたか?」
「うん。でも、キスするのが精いっぱいだった……」
「なんだよ、このヘタレ導師!」
「でも、ミクリオ、嫌じゃないって言ってくれた。だから、今はそれでいいかな、って」
「ホントかよ? それだけで満足だなんて、お子様だねえ、二人とも。…まあ、おまえららしいっちゃ、らしいけどな」
呆れたような目で見るザビーダ。
それは、正直なことを言えば、もっともっと先を急ぎたいけど。
待つことも、関係を持つことと同じくらい、相手を大切にすることだと思うから。
「ありがとう、ザビーダ。でも、そういうときが来たら…、そのときは、また頼むかも」
「おう。まかせとけって」
「スレイ、ザビーダ! 何を話しているんだ。ほら、行くよ!」
「ああ、うん、ごめん! 今行く!」
いつもと変わらないミクリオの声に、妙に安堵しながら、スレイは元気よくかけだした。
今日もいい天気になりそうだ。



                     To be continued…
                                       






2015年3月のインテで出したスレミク無配本です。
当初はR18で、と思っていたのですが、書き始めて見ると、簡単に事に及んじゃうのもなんか違う気がするし、かといって、あの親密感はただの友達と言うにはあまりにも…、と色々こじらせた結果、こんな中途半端になってしまいました。
二人が予想以上に長年連れ添った夫婦みたいな感じなので、本編プレイ中は、もうイズチ時代にそういう関係になっていたとしても何ら不思議はないと思うほどだったのですが、あえてイズチ時代はピュアピュアな設定も個人的には美味しいです。

スレイはすごく純粋ですが、やっぱり年頃の男性なのだから、情欲については実感として結構ちゃんとわかっていて、ミクリオは、それなりの知識はあっても、実はよく理解できていないイメージ。なので、今後はスレイにあれこれ教わって、色々開発されちゃえばいいよ! などと不埒なことを考えています。
エンディング後も、きっとずっと一緒にいる二人だからこそ、生きてく上で切り離せない様々な問題にも、大切に向き合っていってほしいなあ、なんて。
続きはR18になってしまうかと思いますが、夏くらいまでに書ければいいな、と思います。
それでは、お読みくださり、ありがとうございました。


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