ネタバレ設定 | ナノ
 


 青空友子



 アルビノの人肉は「権力や幸福、健康をもたらす」とされる伝説を鵜呑みにした資産家が元の両親を潰してアオを奪った。アオ自身は「憎しみは何も産み出さない。ならば、今を楽しく生きるべき」という自分ルールがあり、沙弥はそこに惹かれた。身体が弱く、あまり外や学校に行けずに資産家が支援してる病院の一室に居た。沙弥や内藤、後藤だけが友達だった。
 ちなみに、早乙女春樹の兄がアオの病院に運ばれている。その時に泣いていた春樹のことが頭から離れなかった。
 中学三年の秋が終わろうとした時期、知らない人間(守口)に「お前が田村沙弥の特別な人間だから、死んでほしい。もし断った場合は、田村沙弥を潰す」と脅された際「それはこっちがこまる」とあっさり死ぬことを承諾。人を疑わないバカなので、守口の言う通りに「沙弥が好きな子にいじめられた」と言って校舎の屋上から自殺。魂が消滅する前に歩実が回収して、地上にとどめた。ちなみに、彼女は見習い座敷わらしである。まだ幸せにはなれないが、百年亡霊として生きたら座敷わらしと成るよう歩実が仕向けた。
 死んだ理由など全部忘れた(シバが消した)が、名前だけは覚えており、霊として楽しむために早乙女の側で知らなかった世界を見続ける。
 ちなみに早乙女にしか見えないのは、ぶっちゃけたまたま。魂の相性がいいだけの話。




[戻る][top]