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 平城正太



 幼少の頃からネガティブで、神経質だった。父親(真也や夜美にあたるお祖父さん)の“化け物の血が流れている誇り”を聞き流しつつ、うざがっている。変人な父親に関わる家族は東雲家くらいだった。幼なじみである夕と一緒にいるうちに恋心を抱く。ただし、夕はじゃじゃ馬で目を離して隙に何をしでかすかわからず、神経質な正太は夕を見張ることにした。のち、夕だけでなく、町全体、徐々に範囲を広げ、現在に至っては日本全国の情報が彼の耳に入っている。職業はカメラマンだが、副業の情報屋の方が儲かっている。ストーカーレベルまで達した夕は正太を幾度も叱りつける。のち、夕から「私がアンタを見張らなきゃならない」と結婚した。夜美や真也が生まれたことは心底喜んだが、己の血のせいで夕を傷つけてしまう人間が生まれたことに警戒してしまう。また、自分の血を恨んでいる。





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