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 中原歩実



中原歩実
(なかはら ふみ)
[真名:阿弥央(あみなか)]

約1400歳
(生まれた時に聖徳太子が摂政になった辺りだと記憶してるから)

犬神だが、狼だと名乗っている。犬は人間に家畜化された生物だと聞いて心底いやがった。『人間』嫌い。(関わるとして相手を人間とかとしては見ていない。人間とひとくくりにすると嫌い)

生前は野良犬だったが、頭部以外を生き埋めにされ、支柱に繋がれ、目の前に食べ物を見せつけられ、拷問のような日々をすごし、死にかけた時に首を斬られた。後、蠱術をかけた人間を呪い、束縛に耐えながら願望を成就させようとしたが、歩実のかなりの妖力を使える体質で(妖力は自分で作られたものと、契約者から吸いとる方法がある。また人間の精力を妖力に変えられる)契約者の精力を全てすいとって殺した。犬神一族から解放され、各地を放浪する(約20歳)。日本一周したのち(約700歳)、海外に出る。(約900歳)

現時点では人間を酷く憎んで、会う人間の精力を全て吸いとり殺害していた。だが海外に出掛けた時に出会った通称魔女の女性と契約者を交わすことになる。女性とふれ合ううちに人間の中にも悪いやつはいないと考えるようになる。(通称魔女はただの薬剤師みたいなもの。その時に世界には人間はただしも一つの考えしかない存在じゃないとかまた面倒な思考を学ぶ)
のち、魔女狩りの対象になってしまった彼女を守ろうとするも、他人から見て私が悪者ならばとすんなりと死刑を受け入れた彼女に混乱し(約950歳)、何百年か森深くに引きこもり(約1000歳越え)、最終極論の「別に普通なんて無い。他人は他人で自分は自分。それは個々のものなんだ」と悟ってしまう。

そして実と出会い、実が日本を見たいと言い出し帰国。ふらふらと日本観光をしていたら、実が今郷高校を気に入り、しばらくは今郷町を拠点にした。

妖力から炎を産み出すことが出来、それから無機物や有機物を産み出すことができる。姿を半分人間の姿にしているのは妖力を抑える為に常に化けている。耳まで隠すことも可能だが、実の要望によりそこだけ化けてない。本人は納得していない。化け方は(荒れていた時期)日本をさまよっていた際に狐の妖怪(北斗)に学んだ。

妖怪や霊に畏れられているのを知らない。祓い屋にも数回遭遇したが精力を吸いとっている。

元の姿は狼や犬とかではない若干デカメのハツカネズミに似た姿。尻尾の先端が分かれている。元の姿に戻ると白い毛並みに斑が浮かび上がる。妖力の管理が難しいのであまりこの姿を好まない。


■歩実の力
 仮契約について。

 契約方法。
 契約者の霊魂と歩実の妖力の連絡先だけを交換する。
 両手を繋ぎ、歩実の妖力を注いで、その衝撃で普段ブロックされている魂のアドレスを認識する。
 のち、小さな紙の束(ふせん)をもらい、それに念じながら物質名を書くと、その物質が現れる。能力強化や願いを叶えることも可能
 ただし、それは個人の精力(言やる気や生気)の量次第。


 犬神にさせられ、周りに怯えられ、陰陽師に襲われ、やっと人間を好きになったと思ったら処刑させられ、造った子は盗まれ、契約した面白そうな人間はド変態。さらに自分と対極にある化物に振り回される。かなり不幸体質です。






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