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Gキスされる予定の王子様が、ものすごくタイプじゃない。白雪姫…どうする?

北浦


「キスしたら白雪姫は目を覚ますんですよね?」
「ん?」
「それって誰でもいいんですかね」
「キスした相手が運命の!って?」
「はい」
「タイプじゃなかったら、白雪姫、狸寝入りするかもな」
「あははは、分かります。でも、本命にキスされて起きれなかったって悲しくないですか?」
「縁がなかっただけだろ、それに本当に好きなら何回でもキスするだろ」
「その考えはタイプじゃない人にも当てはまると思いません?」
「馬鹿だな。自分のために何回も必死にキスをする相手を好きにならないわけがないだろ」
「じゃあ、僕と一緒ですね」
「ん?」
「何回も必死にアプローチをする僕を好きにならないわけがない」
「…っ!!ばっかじゃねぇの!!」
「お兄さん、意見っていうは自分の意識の端に僅かでもそういうことを考えているから生まれるんですよ。ありもしないものがパッと出てくるわけないんですから」
「…き、北原!!」
「なんですか?」
「前言撤回だ、白雪姫はタイプじゃない男には平手打ちを食らわせて、また眠りにつく。タイプの男がくるまでずっとだ!」
「……そんな怖い白雪姫にキスをするような人……いえ、なんでもありません」


きっと王子様はドM
というより、そんな白雪姫は嫌だ(笑)


それでもきっと北原は井浦を好きになるんだろうなぁ…


H扉のむこうが狼か母さんか。いまいち自信がありません。子ヤギくん…どうする?


須浦(須田、ヤギ浦)


「井浦!開けてくれ!!俺だ、須田だよ!」ドンドンドン!!
「悪い!本当に須田であるか自信がないから無理!なんか、須田っぽいこと言って!!」
「井浦はこんなイケメンでモテ男の毎日ラブレター貰ったり、バレンタインには紙袋一杯一杯のチョコを貰ってる、もう凡人が羨ましくすら思えてきたスーパーパーフェクトで人類の叡知、愛という愛を搾取し続けてきた恋人の俺が分からないのか!?」
「……ごめん。多分、お前は須田で合ってるんだろうけど、なんか開けたくないや」
「えっ!?」


須田ぁー…頑張れよ、お前(笑)


I近頃,子どもが生意気になってきた。ピーターパン…どうする?


仙浦


「最近の子供は夢がない」
「どうしたの、仙石さん」
「いや、親戚の子が遊びにきてたんだけど、どうもませてるように思えてさ」
「あーわかるわかる。ピーターパンも呆れてネバーランドに帰っちゃいそうだよね」
「あぁ、俺なら間違いなく帰ってるよ」
「仙石さんは小心者だから、まず不法侵入できないんじゃない?」
「誰がチキンだ!!」
「誰もチキンとは言ってないよ」
「そ、そうか…すまない」


浮かばなかった


Jタヌキの泥の船が意外に頑丈だった。ウサギさん…どうする?


須浦(須狸、兎浦)


「おい、うさうら」
「なんだよ、すだぬき」
「ちょ、止めろよ!なんか俺、ハブられてるみたいじゃん!!」×須田抜き 須狸
「つか、なに?」
「あぁ…うん。俺、本当に泥の船に乗んなきゃいけないわけ?」
「…馬鹿だなぁ。狸は何も知らずに乗って溺れる運命だろ」
「……今日分かったこと、井浦は俺に恨みがある」
「………。ははっー!!んなわけないだろー☆」
「……。だっ、だよなー☆俺、どうかしてたよ!井浦に限ってそんなことあるわけないのにー!!」
「あぁそうだよ!俺たち、親友だろ?ほら、早く船に乗れって!!」
「おいおい、押すなって☆」
「あはははは」
「ははははっ」


「なぁ、井浦。後、どれくらい進めばいいと思う?」
「んー…もうちょい…(え…なに?なんで普通に漕いじゃってんの?)」
「しかし、泥の船って意外と丈夫なんだな。さすが井浦、変なとこ詳しい」
「あぁ…うん。(早く沈め!!俺の望みはそれだけなんだ!!マジ早く仇取らせて!!俺を自由にして!!いしかわぁああ!!お前、少しは手伝いにこいよ!!)」※爺川くんです
「じゃあ、そろそろ釣りでもするか」
「あぁ…(もう諦めるしかないのか…!)」
「あ、井浦みてみて!彼女からメールきた」
「…………」ドゴッ…ドスッガスッ…→舵で船を攻撃→もちろん、船は泥で出来てるので…
「お、おいっ井浦!そんなことしたら船が!!」
「安心しろ、須田。その船は俺の彼女と同じ材質で出来ている」ざっぱんざっぱん→船を水に浸す作業
「いや、お前の彼女、粘土じゃん」
「………」ガスガスッ!!→身を乗り出して船体に蹴りを入れてます
「…うわぁ…船が真っ二つだぁ…」
「…須田、今までありがとう」


うさうらって響きがかわいい


Kでかすぎるせいか、あまり歓迎されてないらしい。ガリバー…どうする?


柳浦(S柳、がり浦)


「井浦、よく意外と大きいって言われる」
「はぁ…確かに大きいですよね」
「実は小さすぎてあかねの顔がよく見えない」
「えっ!!」
「あぁ…でも、安心して。あかねは一発で分かるから」
「あっはい!ありがとうございます!!実は僕も井浦くんの顔、ぼやぁっとしか覚えてないんで!」
「何が大丈夫なの!?」
「大きいから分かりやすいですよね」
「ショックうら!あかねにぼやぁっとしか覚えられてないなんて!!」
「ほら、よく画像なんかを引き伸ばすとぼやぁってなるじゃないですか。あんな感じです」
「寧ろ、高画質!!等身大の井浦をちゃんと見てよ!!」
「等身大って僕の何倍もある人が何を言ってるんですか。等身大なら、十分の一スケールまで縮んでから言ってくださいね」
「毒舌!なんか、今日のあかね怖い!!こわうら!!」
「…実は声も結構響いてまして、もう少しトーンなんかを下げるなんてことは出来ないんでしょうか」
「お、俺、もう死にたい…」


ガリバー井浦は2000のダメージをうけた


小さい柳を小柳にしちゃうと百合ちゃんになってしまう
いっそ、子柳にしようかと思ったけど、子供じゃなかった

ちなみにS柳のSはスモール
別に女王様的なあれではない


Lどうもウサギが昼寝しそうにない。カメさん…どうする?


堀浦(堀兎、亀浦)


「言っておくけど私、昼寝をして負けるほど馬鹿じゃないの」
「ですよね!!さすが、堀さん!!期待を裏切らない!!」
「じゃあ、負けた方が全裸ってことで」
「なんで、堀さんはそんなことごとく井浦を全裸にしようとすんの!?」
「あ、ちなみに亀は甲羅必須だから」
「勝ち目ねぇええ!!」
「うるさいわねぇ。男なら潔く全裸で走りなさい」
「多分、それ、後半違う意味で走ることになると思う」
「いいじゃない、全裸で疾走感を味わうなんてなかなか出来ることじゃないもの」
「…理性を捨てるなんて、なかなか出来ることじゃないもの…」
「あってないようなものは、捨てた方が楽だぞ★って言わない?」
「井浦、超理性だから!!後、その後ろの星が凄く怖い!!」
「ったく、さっきから反論反論って何様のつもりよ、井浦のくせに」
「そっくりそのまんま返すよ!!井浦のくせにってひどいうら!!いじめなうら!!」
「泣きそうな男子の顔ってゾクゾクする」
「堀さん、こえぇえええ!!」
「うるさい、井浦」
「あ、はい…すみません」


一回ごと井浦を全裸にしようとする堀……嫌だな(笑)


M魔法のランプで願いが3つ叶うらしい。アラジン…どうする?


北浦(ジミ北、アラ浦)


「本当に願いが3つ叶うんだろうな」
「はい、理に叶っているのであれば」
「これで、あかねと付き合うことが…」
「言っておきますが、人の心を動かすことはできませんよ」
「言われなくとも分かってるっつーの」
「あ、ちなみにおすすめは…」
「別にお前の話なんか聞いてねぇよ」
「最初、お兄さんが女の子になります」
「は?」
「それから、お兄さんの身体を超感じやすいビッチにして」
「お、おいっ…北原!!」
「最後、ランプの精を解放することにより、僕と結婚することができると…」
「ちょ、待てよ!!」
「あぁ…はい、確かに女の子にしなくてもお兄さんは十分可愛いです、いっそ女の子にするのは止めて家でも建てますか?」
「人の話を聞け!!だいたい何で俺とお前が結婚すること前提なんだよ!!」
「す、好き合ってるから…」
「目を逸らしながら言うな!!ビッチとか必要ないだろ!!」
「いえ、お兄さんならきっと快感に流されて…」
「愛がない!」
「愛はゆっくりと育むもの、最初から求めてたんじゃ良質な関係は築けません」
「手込めにしようとしてた奴が何、良質な関係とか求めてんだよ。つか、そんなやつ、俺が好きになるわけないだろ」
「えっ!そんなことしなかったら、好きになってくれるんですか!?」
「極端!極端すぎるんだよ、お前は!!」
「あはははは!」
「笑って誤魔化すな!!」

ペットで従順なお兄さんが見てみたいです

断固、拒否する

えー…ランプの精、なめないでくださいよー

が、ガード!(思わず)

何処の小学生ですか!?

……うるせ、ばか


N助けてあげたのに,王子様がそっけない。人魚姫…どうする?


仙浦(仙王、姫浦)


「別に助けてほしかったわけじゃないんだ、正直助けられたからには妃にしてやらないとしょうがないというか、父が止まらなくてな」
「……(こ、声が出ないのが痛ましい!)」
「もう捜すの面倒だとすら思ってた。まぁ、そのお陰で君が見つかったわけだけど」
「……(もう仙石さんなんて助けてあげない。そして、海に戻ってやる!)」
「だいたい助けたから妃にしなきゃいけないって理由が見つかんない」
「……(ん?仙石さんは結婚反対なの?)」
「今さら、出てこられたってね…」
「……?」
「昨日、俺を助けた人が見つかった」
「…っ!?(嘘!?俺、俺なんだけど!!)」
「父は彼女を俺の妃に据えるつもりらしい」
「………」
「もう助けたから結婚しろとか恩着せがましくない?」
「……(…別に結婚してほしくないし)」
「俺、結婚したくないなぁ」
「……(勝手にしろよ、このボンボンが)」
「……(助けてくれた相手より好きな相手が出来ました、しかも同性です、なんて、あの頭の固い王には通用しないんだろうなぁ…)」
「……」
「ねぇ、少しだけ手を握っていてくれないかい?」
「…?」
「本当、少しだけでいいんだ…」
「……(仙石さん?)」
「………」


思いを言葉に出来ない俺の声帯を切り取って、君に渡したら君はどんな声でなんて話すんだろう。
君が運命の相手だと信じて疑わなかった昨日の俺を焼き殺してしまいたい。
運命なんてクソの役に立たないものを信じる暇があったら、こんなに情が移ってしまう前に君を諦められただろうに。


あぁ…世界はなんて無情なんだ。


―――――……


一応、これで終わりです!
お疲れ様でした!

激しくキャラ崩壊すみません!

堀浦は少し前にいただいたリクエストの井浦狩りをイメージしていたのですが、分かりにくくて申し訳ない限りです


質問はひよこ屋様よりお借りいたしました


――――……






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