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・〇〇〇〇みたいなタイトル形式のSSです

宮「こっちの方がテンポ良さそうじゃない?って言われた」
仙「誰に?」
宮「……御姉様に」
仙「あ、見られたんだ」
宮「うん…心折れそう。頑張って管理人」
仙「自分で言わないでよ」
宮「これ以上、誰かに教えろと?」


・へぇ〜ハグの日ね

北「お兄さん!今日はハグの日らしいです!!」
浦「だから?」
北「ハグ…もとい、抱き合いましょうっ!寧ろ、抱かせてください!!!セクロスの日ですよ!!!」ハァハァ


・秀が妊娠したかもしれない

石「秀が気持ち悪いって、もしかしたら俺の子供かもしれない」
柳「救急車とパトカー、どっちがいいですか?」


・ちょっと、待って

石「特典、第一弾が堀と宮村で二弾が俺と吉川ってことはつまり、」
柳「第三弾は生徒会組か、僕と井浦くんですね」
石「はぁあ!?なんで、そうなるんだよ!間違ってもそりゃねぇよ!だって生徒会組は三人じゃん!!」
柳「いえいえ、僕と井浦くんは単行本でもセットでしたし」
石「そういう理屈でいえば宮村と堀なんて何個フィギュア量産するつもりだよ!」
柳「石川くん…これはもう決まっていることなんです(哀)」
石「そんな目で俺を見るなぁああ!!」

堀「っていうか、それなら四は今村と進藤で決定よね」

石・柳「(゚д゜)」



ここから、2の番組のスレのパロディです(の、多いな…)設定は簡単に弄ってありますっていうか、ニートな井浦が書きたかっただけなんで全然跡形もないです


・ぷろろーぐ

『今夜はニート税の導入により発生した社会問題「野生のニート」について…』ピッ…

柳「本当、嫌な時代になりましたね」
仙「そうだな。でも、今はまだ職安があるからマシだよ。よっぽどのことがない限り、ニートになることはないんだから」
柳「そうですね…」

石「た、大変だ!!」

仙「石川くん?」
柳「どうしたんです?そんな紫頭して」
石「紫は元からだ!!ってそんなことはどうでもいいっ!マジでやべぇんだよ!!!秀が警察に連れてかれたんだよ!!!」

・な、なんだってー!?

石「警察が秀はニートだって言って無理矢理!!」
柳「あれ、自宅警備員でしたっけ?」
仙「違うよ、家事手伝いだよ」
柳「でも、家事手伝いは確か基子ちゃんだったような…?」
仙「基子ちゃんはまだ学生じゃなかったっけ?」
柳「ま、どちらにしても…」
仙「ニートだな」

石「ちっげぇよ!!お前ら少しは友達の心配しやがれ!!」

柳「でも、井浦くんならすぐ仕事見つけて帰って来そうですし」
仙「そうそう、まさか来てすぐいきなり売りに出されるなんてこと、よっぽど悪いところに当たらない限り、ないんだし」
柳「ちゃんと仕事見つけてくれますよ」
石「お、おう…そうだな…俺もちょっと心配しすぎだったな(あれ、秀って働いてたよな?)」


・幸福エナジー?んなもん、逆に吹っ切れとるわっ!!

浦「ちょ、ちょっと待ってよ!!!」ウラウラ
浦「俺、ニートじゃない!ちゃんと仕事してるよ!!!」
モブA「うるさい!お前がニートであることは通報により明らかなんだ!それにお前が働いてた店から解雇したという通知が来たぞ!」
浦「う、うそ…」がびーん
浦「でも、まだニート予備軍くらいでしょ!?」
モブB「いや、二ヶ月前から働いてないという証言もあるんだ」
浦「嘘だ、そんなはずない!誰から聞いたの!?」
モブA「それは個人情報だ、伝えるわけにはいかない」
浦「そ、そんなぁ…」
モブC「そんなに落ち込まなくても大丈夫だよ。きっと君にもピッタリの仕事が見つかるからさ」にこにこ
浦「……」こくん


職員A「あぁ君ね、通報されたっていうニートは」
浦「俺はニートじゃないっ!」
職員A「はいはい、分かりましたー」
職員A「一応、首輪と手錠してねー」
浦「…っ!」
職員A「そういう決まりなんだ。従わなきゃ悪になる」
浦「……、」うぐぐぐ
職員A「……君も運が悪かったね」ぼそっ
浦「…?」
職員A「ううん、何でもない」カチャッ


上司「今ねぇー職安凄い混んでるだよねぇ。うーん…まぁ君くらい若かったらすぐに飼い主が見つかるんじゃないかな」ニコッ

浦「え…それ、どういう」
上司「今日ねぇーペットショップの店員が来てさ、ほらあそこのニートはオジサンばっかじゃん?若い子欲しいーって来たんだよねぇーちょうど良かったわぁ」
浦「ちょっと、そんな話聞いてない!」
上司「ははは、ニートに意志があると思うなよ?」ガツンッ
浦「う゛っ…ぐ」
上司「よし、連れていってやれ」
職員A「あいあいさー」じゃらじゃら


職員A「ここのね、上司っていうのは意地汚くて。ニートに仕事を分けるより若い世代をどんどん送り出して実績を上げたいらしくて」
職員A「それにこうして若いニートをペットショップに回して利益を生むわけさ」
浦「……」ジロッ
職員A「そんな睨まれたって俺にはどうしようもないことだよ」
職員A「ま、良い飼い主が当たることを祈るよ。今頃、上司がもう飼い主なんざ手配してると思うけど」
職員A「本当、ニートニートって上司も何を意地になってるか知らないけどさぁ結局、こういう法律が成立しちゃってる今が一番イカれてるよね」
浦「………」
職員A「だから、ちょっとだけ賭けてみようと思うんだ」
浦「…?」
職員A「君を逃がそうと思う」
浦「…っ!?」
職員A「地図…ここに住んでいる人に君が体験したこと、それから俺の知ってることを伝えてほしい」
職員A「俺のことはこの手帳にまとめてある。でも、伝えるかどうかは君次第だ。もし今のこの社会が間違っていると思うなら協力してくれ」
職員A「俺の名前は須田、君は?」
浦「…ぅら、井浦秀」
須「………」
浦「その話が嘘じゃないっていうなら協力する」
須「嘘じゃない、断言できる。そこに住んでいるのは俺の古い知り合いでライターをしてるんだ。名前を堀京子という」
浦「堀!?あのニート更正施設に殴り込んだっていう!?」
須「恥ずかしながら、今は政府から終われていて仲間である宮村と進藤という男の元に身を潜めているんだ」
浦「そんなこと大々的に言っちゃっていいの!?」
須「捕まらなきゃ問題はない」
須「建物を出たら一瞬だけ隙を作るから、俺を思い切り突き飛ばしてすぐ右に曲がって。それから排水溝を通って森林公園まで行ってくれ。後は地図に書いてあるから」
須「鍵は俺の腰に軽く引っ掛けておくからどさくさに紛れて奪ってくれて構わない」
浦「…分かった。そこまでいうなら、あんたを信じてみるよ」
須「ありがとう、井浦」


・須「…迎えが来たか」

須「…(行くぞ、井浦)」
浦「……(あぁ)」

モブA「よし、ニートを此方に渡してもらおうか」
須「分かった。ほら、こい」ぐいっ
浦「……(よし、)」ドンッ
須「おい、何をもたもっ…っ!」
モブA「…っ!」ズテンッ
須「…何をしてっ!う、うわぁっ」
浦「………」ぐいぐい


・須田を片手に排水溝にどっぼーんっ!

須「…っ、たぁあっ!」
須「おい、井浦!お前、どういうつもりだ!」
浦「生憎、もう騙されるのは懲り懲りなんだ」
須「おまっ…信じたって…自分がどういうことをしたか分かってるのか!」
浦「それはお前だって同じだろ。ていうか、首輪と手錠重いんだけど」じゃらじゃら
須「チッ…鍵…鍵、ってお前自分で持ってるだろ」
浦「なんで?」
須「いや、だって鍵ないし……ぁ、」

須『鍵は俺の腰に軽く引っ掛けておくからどさくさに紛れて奪ってくれて構わない』

須「あぁああ!!」
浦「…なんだよ、うるさい」
須「お前が無理矢理引っ張ってくるから落としてきたかもしれないっ!!」
浦「はぁあ!?なにそれ!!」
須「お前、俺は言ってたんだからな!鍵は軽く引っ掛けておくって!!」
浦「じゃあ何か!?俺はずっとこのまま首輪と手錠をしたまま動くことになるのか!?」
須「人の言うことを聞かなかったお前が悪い、自業自得だ」
須「それに外を歩くなら、そっちの方が怪しまれないかもな」
浦「俺はニートじゃないっ!」
須「確かにお前がニートになるまでの経緯は些か不自然だった。だが、それでもニートになった事実には変わりないんだ」
須「もし自分の潔白を証明したいのなら、今度こそ俺に協力しろ」
浦「……っ」


・『速報です』

『ただいま入りましたニュースによるとニートが職業安全保障センターの職員を人質とし以前、逃走中とのことです。ニートの特徴は…』

浦「なんだ、これ…」
須「当たり前だろ、普通に逃げてれば良かったものを」
浦「だから、俺はニートじゃないっつーのっ!もう早いとこ指定の場所に急ごうぜ」
須「あぁ、そうだな」


・同時刻

柳「あ、あのぉ…今のって」
仙「もしかしなくても井浦くんだろうな」
石「あのバカっ!なにしてんだ!」
仙「でも、井浦くんがわけもなくあんなことするとは思えない」
仙「何か、理由があるのか…唆された、か」
石「とりあえず、あの馬鹿が捕まる前に俺たちだけでもっ」
柳「何をするんですか?というより、僕らが何を出来るっていうんですか?」
石「それは…」
柳「後先考えない行動で井浦くんを助けられると?仮に助けられたとしても周りに迷惑が被ることも分かりませんか?」
仙「や、柳くん…それはいくらなんでも」
柳「すみません、ちょっと頭に血が昇ってました」
石「いや、少し俺も軽率すぎた」
柳「石川くんは仕方ありませんよ…他でもない井浦くんのことなんですから」
仙「……(それなら柳くんだって、そうじゃないのかい?)」
柳「仙石くん?」
仙「気にしないでくれ。それより、井浦くんの仕事先が怪しくないか?」
柳「確かに、通報があったなら真っ先に職場に連絡があるはず…なのに、このようなことがあるとすれば…」
石「じゃあ、ちょっくら調べてみるのも悪くはないかもな」







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