現在進行形 | ナノ


定時
2013/04/21 20:49


◎超個人的リバース設定+解釈


秘密機関・裏組織「レバブ」
普通人と超能力者による超能力者の統率を主とした国家認定の裏組織。
超能力者の収集・保護を非公式に行い、超能力を使った犯罪を抑制するのが目的である。しかし、その実、超能力者の非人道的研究や売買が行われている。
裏組織故決して人に知られてはならず死が表沙汰になることはない。行方不明として処理される。


反社会的犯罪組織「アロナープ」
超能力者による超能力者の為の世界を作ろうとしているテロ組織。
最終目標は普通人の根絶やしではなく、普通人による超能力者への干渉を根絶させること。その為になら手段は選ばず、また某八十代が率いている組織のような無駄な遠回りをすることもない。
超能力者は超能力者、普通人は普通人、と二つの人種を完全に別の生物と定義し、共存する為には二つの関係を断ち切らなければならないと考えている。
名前は「pandora」→「arodnap」発音についてはおおよそ捏造。ただdは発音しなかった気がします。英語よくわからないけど←


皆本ひかる(20)念動能力者・強度7
面倒見が良く、とても優しいがこれと決めてしまったら最後何があろうと譲らない超頑固さん。
表向きには女子高の非常勤講師をしているが実は天才科学者。とある事件により超能力に目覚め、レバブに勧誘される。
レバブの最重要機密を知っており、そこで自身のある研究データが利用されていることに後ろ暗さを感じている。超能力者と普通人の共存は助け合うことで実現すると信じ、内部からの革命を計画している。


スージー賢木(21)接触感応能力者・強度7
コメリカ人とのハーフで親が医師をしていた。巨乳で男好き。スポーツ万能で各業界からオファーが来ていたが父の意志を受け継ぎ医師になることを選ぶ。
レバブへは高校時代の親友であったひかるの後を追うように入る(無論、今も親友)。
とある事件でひかると再会し、父がレバブにある協力をしていたことを知る。ひかるの能力が目覚めてしまったことに対し、何らかの責任感を感じているためかひかるをお姫様のように扱う。
京子の事件では一時普通人に疑念を抱き、アロナープに賛同しかけるも次第に感情を取り戻す京子に普通人と超能力者との隔たりを取り払うことが重要だと考え、改めてひかるの革命に加担することを決める。


兵部京子(18)瞬間移動能力者・強度7
元暗殺部隊のメンバー。実力・実績共に折り紙付きであったがレバブに暗殺部隊ごと買収され上記の二人と出会う。
物心付く前から普通人に暗殺者として育てられてきたので表情や感情を知らなかったがひかるの献身的な努力により人間らしさを取り戻す。初めて自分に優しくしてくれたひかるには友情以上の感情を抱いており、その感情を与えてくれたひかるのことを何よりも大切に思い、その意志を尊重している。
たまに(ひかるがいなくても)度を越した愛情表現をするが本人はこれもひかるに会わなければ知らなかったものだと考え、その衝動に身を委ねることにしている。ひかるがくれた人間らしさを再び失ってしまうのが怖く、任務中の暴走を恐れている。
生い立ちからアロナープに勧誘されるがひかるの意志に反すると拒絶する。
ひかるが任務中怪我をしたことにより暴走してしまい塞ぎこんでしまうが、その後、暴走の恐怖から立ち直り自らの意志でひかるの革命に協力することを決める。


野上アオイ(18)元瞬間移動能力者・強度7→予知能力者・強度3〜4
皆本・賢木・兵部の三人の主任。実はこの三人の前にある二人の人物とチームを組み、実動隊としてレバブで働いていた過去を持つ。
普通人による騙し討ちに合い、主任であった姉と強度7の瞬間移動能力、そしてチームとしての仲間を失う。暫く療養していたが強度7の念動能力者と接触感応能力者の話を聞き、主任になることを決める。
瞬間移動能力の代わりに微弱ながら予知能力に目覚めるが、本当に下らないことばかり当てるのでスージーにはよく朝の星座占い程度に扱われている。
ひかるが姉に似ている為、どうしても贔屓しがちであり、京子のことも同じ瞬間移動能力者だった自身と重ねてしまい強く出れない。二人に合わせて何だかんだと自分を押し殺してしまっているスージーに自分も頼ってしまっていることに負い目を感じている。結局、誰にも強く出れない。
アロナープの創設に関わるが、姉が望んだのは二つの人種の別離ではないとぎりぎりのところで踏み止まる。またアロナープの悲劇的な結末を予知してしまい、止めようと一人奔走する。後にアロナープを止めるにはレバブを一つの形として組み替え、拠点にすべきだとひかるの革命に賛同するようになる。


明石カオル(17)元念動能力者・強度7→複合能力者(念動能力・瞬間移動能力・精神感応能力)・強度不明
アロナープの首領。普通人の騙し討ちに合い、その時の衝撃で目覚めかけていた精神感応能力が覚醒しアオイの瞬間移動能力を受信してしまう。
普通人と超能力者は共に生きることが出来ず、またどちらかを根絶やしにすれば憎しみの連鎖が何れ仲間を殺すことを悟り、アロナープの創設において普通人と超能力者の隔絶を計画する。
ひかるのことを何処かアオイの姉に似ていると思っており、アロナープに協力するよう再三求めているが良い返事を聞いた試しがない。最近ではひかるの行為がアオイの姉の意志なのではないかと助太刀するようになっている。
尤も、ひかるの革命がアロナープが目的達成に間に合わなければそれはそれだと考えている。
アオイの頑固で偏屈な坊っちゃん気質は気に入らない模様。


三宮ショウ(16)接触感応能力者・強度7
田舎でやんちゃしていた頃、カオルと出会い、圧倒的な力に心酔する。普通人の騙し討ちからは免れるもアオイの姉が亡くなり、仲間が怪我をしたことにより普通人への深い憎しみを感じるようになる。
アロナープの創設に関わっておきながら自分だけその手を汚さずレバブに残ることを選び、カオルに犯罪組織の首領という汚名を押し付けたアオイのことを恨んでいる。ひかるの革命はカオルの計画の邪魔になると考えている。目的の為なら手段を選ばないカオル廃。
カオルがショウを押さえてなければ多分ひかる→京子+スージー→アロナープからの泥沼化します。


※一部、『さぷりめんとスペシャルvol.2』『完成原稿速報・ブログ版』より。
皆本・賢木・兵部の年齢は諸事情により先生のブログの方に合わせてます。


備考

カオル・アオイ・ショウはアオイが12から16の時までレバブの超能力者として働く。主任は普通人であるアオイの姉(容姿・性格共にひかる似)。
アオイが16の時、普通人の騙し討ちに合い、死者としてレバブを抜ける。アオイはぎりぎり生きていたとして17で戻ってきます。
空白の一年間でアロナープを創設。一年後にひかる・スージー遅れて京子です。


パンドラっ子。特に三幹部は京子が暗殺者として動いていた頃、たまたま命を救われ(故意かどうかはともかく)、京子に付いていくように部隊に入隊。
部隊はレバブに買収され京子はチームに引き抜かれたので真木さん達は京子を取り戻そうと躍起に→その間に京子が人間らしさを取り戻す(と書いてひかる廃になると読む)。
お前ら、何をした!って怒鳴りながらもこれはこれで悪くないと思っているのが真木ちゃんです。京子もきちんと真木達を仲間と認識するのでコイツらは早々に大団円になりそうですね。ただ、葉はひかるになつく京子に果てしなく嫉妬しそうですが。
後、書き忘れていた兵部京子の設定。ここに書いた方が自然かもしれないので。
京子は長らく感情を知らなかったので周りにそれを示すことに抵抗がある(ツン)。それでも気持ちを伝える大切さをひかるから学んだので本当に必要なこと、喜びを相手に伝えるのを忘れない(デレ)。また感情がまだ上手く制御出来ず、隠そうとしても分かりやすく、表に漏出しやすくなっている(ツンデレ)。
しかし、感情を知らなかった頃から自分を慕い、自分を追いかけてきてくれた真木達のことは本当に大切な仲間として認識しており、普段ひかるにも抵抗があることでも自然と出来てしまう。



――――――――――――――――




(0)





第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -