一人で生きることより、連るんで生きることを選んだのがメカクシ団ってことでいいのかなぁ。

幾ら心が読めても視界から消えることができても目を欺くことが出来たとしても対象がいなければ成立しませんからね。ならば三人が一緒にいるのは一種の利害関係であり、また固持付けをすることによって互いの関係を正当化しているのかもしれませんね。
だから、カノは一人じゃ生きていけないと言い、それは自身が欺いていることを正当化しているんじゃないか、って問い掛けているのかもという考察擬き。

欺き続けることで感覚が麻痺し、何を言っても嘘臭く感じる疑心暗鬼なカノとか。
でも、やっぱり幼少期の虐待説が捨てきれないです。
ほら、こんな嘘で塗り固められた僕なんて救えないでしょ？
そんなことないだろ。
どうして？
救えない？　いいや、違うだろ。救ってほしいと思うお前は本心だろう？
分かんないよ、そんなこと今更。
だったら黙って救われてろ。
……嗚呼、なんかミスっちゃったな。
みたいなくだりのシンカノください。


ところで能力といえばカノの能力をどの範囲まで及ぼせるのでしょう？

キドの能力は複数人を対象に全体に、対人接触が無ければ持続されます(多分)。
それに対してカノの能力は自身のみ。視覚情報に嘘の情報を伝達させる？だとしたら、能力は脳に直接干渉しているのでしょうか。
また視覚から脳へ虚実の情報を送ることと、またキドの能力とは異なりカノという個人に対する情報の上書きであるから接触により能力の霧散というのはどうなんでしょうか。
まあ元のメカニズムが違っていたら話にならないのですが、もしこれが有効だった場合、カノは男女両用みたいな扱いになっちゃいますね(笑)って話。