微妙な変化(5/64)


「あらあら!話には聞いていたけど、本当に入れ替わっちゃったのねぇ………」

「ぬぅ……貴様、この非常事態に……!!」

「いやー本当に悪いなぁ。俺も戻れるなら戻りたいんだけど」

最前線から引き返しヴァリアー本部に戻ったらルッスーリアとレヴィがいた。何だろう、髪型どうして変えたんだ?心境の変化?もしくはフラれたとか?
しかしあんまり変わんないな。

「もうレヴィったら。ただちょっと小さくなっただけで戦力的には変わんないんだからいいじゃないの」

どうやら俺の身長は伸びたらしい。つーかベルフェゴールが俺よりでかくなってんだけど。争奪戦の時は俺より小さかったのに………。

「部隊長が殺られた以上向こうは攻めてこねぇだろぉ。その間にてめーには匣兵器のイロハを叩き込む」

「あいあいさー」

そうそう匣兵器な。そういや俺の匣兵器ってどういうのなんだろ………武器タイプなのか動物タイプなのか………。
あーでもヴァリアーステッキがある以上武器タイプの線はかなり低いぞ…………ってことは動物タイプか。

「あ、そうそう。さっき到着したみたいよ〜」

「ゔお゙い!そういうのは先に言えぇ!」

「到着……って何が?」

「んふふ♪晴の守護者よん!」

晴の守護者………ってぇと笹川兄か。そういえばそんなことがあったような無かったような。まぁあったから居るんだろうけどさ。






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