高校生の財力なんて高が知れてる(20/40)


結論から言ってしまえば、スクアーロはやっぱり鮫に喰われたらしい。んでそれを笑いながら話されてもな、俺は共感出来ねーよ!
つかそろそろ本気でヤバいかも。何がって9代目だよ9代目。風の守護者に関しては特に気にすることないと思う。だってもう俺の武器出来ちゃったし。
ちなみに再現率本当に半端なかったです。この武器の制作に関わった全ての人に感謝の意を込めてお礼をしたいくらいだ。
然り気無い装飾やら細工やらVARIA.の文字はあえて気にしないことにする。…………気にしたらいけない。

「あれ、2人共どうしたんだ?」

「なんだお前かよ」

「別に………何でもないよ」

ぶらぶらしてたら何だかピリピリしてるベルフェゴールとマーモン発見。……あれ、このシーン漫画にあった気がすんぞ。
そしていつまで俺ハブな訳?風の守護者と銘打ってる以上俺も否応なしに関わることに気づけ暗殺部隊!

「そうか?ならまぁいいけど。今日は誰なんだ?」

「今日は僕だよ」

フワリと浮いたマーモン。本当に可愛いなぁ。そしてこの辺りも原作と変わらないのか………やっぱり相手もクロームかなー。
with六道骸みたいな。で、マーモン負けるんだよなー。何で負けたんだろ?
マーモンは最強の赤ん坊の1人だろ、正直六道廻った程度じゃあ勝てないと思うんだけどね。
………あとの要因としてはかなり油断してた、とか?分っかんねーなぁ。まぁ化かしあいだから化かされた方が負けなんだろ。うん、よく分からん!

「そっか……あ、そういえば俺も戦うんだよな?」

「たぶんね」

「まぁお前なら大丈夫なんじゃね?」

王子のお墨付きみたいだ。やったね!てか聞きたいのはこれじゃない。

「俺の相手ってどんな人?」

よくよく考えたら女の子っていうのしか知らないな、俺。得物が何か分かればいいんだけど。

「聞きたいなら情報料くれないと」

マーモンが手厳しいです!でもマーモン比較的俺に優しいよね。何でだろ?

「ただのガキだったぜ。殺りがいも無さそうなくそガキ」

「……………ベル」

「ししししっ。俺は情報料なんていらないぜー」

「え、いいの?」

「いいぜ。代わりに相手してくれればよ」

そう言ってナイフを山ほど取り出した。………言っちゃ悪いが曲芸に見えるのは俺だけ?まぁ別に相手するのはいいんだが、

「怪我治ってからにしようぜ。どうせなら本気で戦った方が楽しいし」

俺がね。確かワイヤーとナイフの両刀使いだったか?勝つかどうかは分かんないけどやるからには全力で。じゃないとつまらないしストレス発散にもならねーし。
武器は知らないみたいだなー。マーモンなら調べてるかもしんないけど、俺に払える情報料なんて存在しない。






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