怪盗VS探偵+空主みたいな。
2014/01/14 14:08



ルパンVSコナンの映画の会話文だけ、ネタバレ多め。

探偵と、

「よっ、探偵。元気してたか?」

「なっ…お前!!」

「あれ、俺が今此処に居ることそんなおかしいか?」

「当たり前だ!」

「あのなぁ、冷静に考えりゃ分かんだろ。あいつはイタリアンマフィアなんだぜ?」

「!!…お前、まさか」

「そのまさか。今頃俺の愉快な上司達が奴のファミリー殲滅に奔走してるだろうね。その間俺は奴を消し、あわよくば例のあれを奪い返して在るべき処に戻す段取りを整えなきゃならんのさ」

「………盗む、の間違いじゃないのか?」

「確かに俺自身ある程度興味はあるけどね。9代目は見向きもしないみたいだよ」

「……………いつだ」

「タイミング、方法、その他一切を俺に任せるってよ。あの人は俺を過大評価するの大好きだよなー、全く」

「それを聞いて、オレがさせるとでも思ってんのか?」

「おいおい探偵、お前はあれを表の法で裁く気か?あれは裏の人間、表で裁くのはタブーってもんだ。ちなみに頭でっかちなだけのガキに俺の邪魔はさせないというかそもそも不可能だな、うん」

「ずいぶんと自信満々じゃねぇか」

「年季の差、ってやつかな」


次元さんと

「あんれー、某国軍指導官の次元さんじゃないすか」

「………何だお前は」

「名乗るほどの者じゃ無いかなー」

「…………………おい」

「まぁそんなカリカリすんなよ、パパ」

「!?なっ、おま、」

「俺の知り合いに小さい探偵が居るんだわ」

「あのガキか!!」

「そうじゃなくてもあんた有名だけどな。聞いたぜ、うちの秘宝にも手ぇ出そうとしたって」

「うちの秘宝……?」

「ボンゴレリング…知らないとは言わせねーよ?」

「!…………お前、何者だ?」

「そんなことより今回のあんた等の狙いってさー」

「無視か!!」


タワーらへん、

「チケット買わねーとなー」

「大人2子供1か?」

「ほれお前等の分だ」

「「わーパパ大好きー」」

「止めろ気色悪ぃ!!」

「てか探偵と知り合いだったとはねぇ……」

「あぁ、前にある事件でな……つかお前は何で知ってたんだ?」

「国外じゃだいぶ有名みたいだぜ?うちの秘宝盗もうとしたくらいだし。まぁ俺は9代目から資料貰ってたからな……つかまだ狙ってたりすんの?」

「さぁな……ほとぼり冷めたらまた狙うかもしんねーぞ」

「まぁもうボンゴレリング、形変わっちまったんだけどな?」

「は!?どういうことだそりゃあ……」

「実際に盗みに来て確かめればー?その際最強のヒットマンが相手してくれるよ」

「ぐぅ……」

「……………ボンゴレリングって大事なもんなんだろ?いいのか、あんなこと言って」

「まぁこれもまた試練ってことよ。あ、でも次元VSリボーンは夢の対決だよな」


機体に穴開いた辺り。

「ところでこのエンブレムを見てくれ、どう思う?」

「!お、お前、そのエンブレムは………!!」

「ノリ悪ぃな…ま、中々イカすだろ?………このまま、放置でも本当はいいんだろうけど。でも万が一、さ……打ち所良くて漂流の末生き延びましたってことになったら困るんだよな。それに俺は止めしっかり刺したいタイプなんだよね」

「や、止めろ!頼む、命だけは……!!」

「まぁ俺は優しいから死に方くらい選ばせてやるよ。この俺が持ってるリボルバー、装填された弾はちょうど一発分だ。これをこう……シャッフルして、まぁロシアンルーレットみたいなもんだな」

「金なら幾らでも積む!だから、」

「要らねーよ使い道のない紙の束なんざ。あばよ、せいぜいお前の信じる偶像にでも祈っとけ。そんで呆気なく裏切られる絶望に苛まれとけ」

「やめ、」

「!!くそっ、」

「諦めろ、あれが奴の運命だ!!」


操縦代わった辺り。

「一応穴は塞いどいたぜ。俺がこの場にいたことに感謝しろお前等」

「………した」

「は?」

「何で殺したんた!!!」

「それが俺の仕事だから。言っとくけどな、あれはお前が想像する以上に酷ぇことやらかしてんぞ。それでも表の法で裁きてぇのか?だいたい表で裁けんのはせいぜい今回の取引分だけだろ。他の罪が露見する可能性も高くはないし、仮に表で裁いてもすぐさま釈放されるのが目に見えてる。意味がまるで無いな」

「それでも!」

「こーれだから甘ったれたガキは嫌だっつーの。謎解き大好きなその頭で考えりゃ分かるだろ、割り切れよ」

(お前も充分ガキじゃねーか)

「ふざけんな!!」

「ふざけてんのはお前だよ。どんなに取り繕ったってそれは上辺だけ、綺麗事だけで世の中回らねーの。だいたい今はそんなこと言ってる場合じゃねぇって分かんねーの?探偵も地に落ちたもんだ」

「何だと……!?」

「ま、まぁまぁ今は無事に地上に戻ること考えよーぜぇ?」



終盤辺り。

「それにしても装填数が1つだなんてよく言えたもんだぜ。フルで入ってたじゃねーか」

「そりゃそーだ。俺は奴を殺しに来たんだから」



何かコナンとすごい仲悪くなった……何故だ?





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