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後輩と話す試合終わり



申し訳ないが、私も高尾くんをおいて到着した海常。


海常に着いたころにはもう第4Qが始まって数分。

誠凜が海常に数点負けてる。

ここで黒子の選手交代。

どんどん誠凜が押し出してる。


黒子は光を、見つけたんだね。



黄瀬も本気出した、

誠凜の海常との本気の戦い。






結果は100対98で誠凜の勝ち。





「...負け、たんスか」

黄瀬、泣いてる。
初めて、負けたんだ。















黄瀬と、緑間が話してる。
私も行かなきゃ、今黄瀬と話さなきゃ。


「き、きせ!」

「葵先輩!?」

「あのね、久しぶり。えっと、」
「そっか、緑間っちと同じ学校だったっスね!今日は部活オフなんスか?」

近い近い!この子本当に近い!

「えぇと!」
「先輩!会えて嬉しいっす!」

あ、やばい、超言い出しずらい。
ていうか黄瀬私の話聞いて?

「黄瀬、葵さんの話を聞くのだよ。」


そう言って緑間は校門の方に歩いていった。

緑間の気遣いに感謝して私は目の前の黄瀬と向き合う。

「黄瀬、私ね、バスケ部のマネージャーしてるの」

「知ってるっスよ」

さも当然かのように言う黄瀬。

「え!?なんで」

「えー?先輩の事ならなんでも知ってるっすよ!」


「なんで?軽蔑、しないの」

ー私、バスケから逃げたんだよ。


「軽蔑?そんなんしないっスよ!俺たちは葵先輩を尊敬してるし、大好きなんスよ?」

まあ、先輩の試合が見れなくなるのは残念っスけど!


なんて言って笑う後輩。

バスケしてなくても、バスケをする事から逃げても、
あなた達にとって私はセンパイでいていいの?


「俺らは、先輩が思ってる以上に葵先輩のこと大事なんスよ」

だから、また一緒にバスケしましょう?


(後輩と話す試合終わり)



「分かった、ごめんね。黄瀬を着拒するのやめるね」

「やっぱり俺、着拒されてたんスか!?」
「あ、けどアド変したのは他のキセキにも教えなかったから平等だよ」

「え、着拒は俺だけ!?」




次は黒子くんの所に行って海常対誠凜終わりです!(震え)

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