▼▼▼シリカ・コンバート
シリカ・コンバート
年齢:19歳(→21歳) 身長:168p 体重:64s クラス:魔法剣士
一人称:私(わたし、わたくし)/あたし
武器:蛇腹剣 防具:ガード、籠手・手袋 エクスフィアの位置:右太股
ICV:甲斐田ゆき お相手:ゼロス
・テセアラの神子の傍仕えと護衛の役割を担う「神子付き」という役目を担う少女。
今代の神子であるゼロス直々の指名であり、メルトキオ貧民街出身という異例尽くしの抜擢であったが有無を言わせない立ち振る舞いとマーテル協会の騎士団相手を圧倒する程の実力で周囲を黙らせている。
・公の場では神子に従順な従者だが、一歩人目に付かない場所に出れば本来の快活でさっぱりとした姉御肌な性格に戻る。また、従者らしくゼロスのストッパーであるが上記通り公の場以外では割と彼に容赦が無く、手も足も出るタイプ。だが、彼に捧げる忠誠は本物。
・テセアラ王都・メルトキオにてゼロス登場時のムービーの際に少し離れた場所で控えている姿が初邂逅となる。その後、彼が監視役を兼ねてロイドの旅路に同行する事になり、結果彼の護衛役でもあるシリカもパーティに加入。
・魔力を通す事で剣形態と鞭形態を自在に切り替えられる蛇腹剣の使い手。発想次第では型に囚われない戦法が取れるこの武器を自在に操り、陸空どんな相手でも後れを取ることは無い。また、護衛の役割を担う為(実験体も兼ねて)魔導注入を受けており水、氷、闇属性と回復魔術を扱える。
・上記の通り、ゼロスに絶対的な忠誠を誓っており普段扱いがどんなに塩対応でも彼の意思を何よりも優先する。……彼がもし、過ちを犯していたとしても。それを理解していても、口に出す事無く彼女は彼の傍に控え続ける。
・彼女曰く。「あの人の、絶対の味方で居続ける事。私に出来る事は、それ位だから」……との事。
故に。もしフラノールでロイドが一瞬でもゼロスに懐疑の眼差しを向けた、つまりクラトスと共に歩む事を選んだ瞬間。一行を裏切るゼロスと共に行くことを選択し、主人と共に彼らの前に立ちふさがり、二人で黄泉への道を歩いていく。
・上記通りメルトキオ貧民街に生を受ける。大家族の長女であり、下に四人の弟妹(弟二人、妹二人。うち三男と三女は双子)と病弱気味な母、腕利きの傭兵である父を持つ。彼女の剣士としての才能は父に仕込まれたもの。
・腕利きと言えど七人家族を養うには稼ぎが足りず、出稼ぎで家を外してばかりの父と伏せている日の方が多い母の代わりに弟妹の面倒や家事を一手に引き受け、家計の足しにするべく簡易的な仕事もこなしていた大黒柱。学校にすら真面に通えない事の方が多く、日々の生活にさえ困窮する家を救うべく一度兵士志願をした事があったが、同じように志願しに来た人間の誰よりも才能を示しておきながら貧民街出身というだけで爪弾きにされてしまう。
・その後偶然出先でゼロスを付け狙う輩を片した事から目を付けられ(ゼロス本人は当然気付いていたが自分で片付ける前にシリカが昏倒させてしまった)、未だに決めていなかった神子付きになる代わりにコンバート家をワイルダー家の庇護下に置く取引を持ち掛けられた。
・神子付きになれば家族との時間は奪われ、何よりもゼロスを最優先とする生活となる代わりに家族は救われる。満足に学校に通えない弟妹達の現状も、薬を買う金が足りずに床に臥せてばかりの母も、無茶な仕事を引き受けて生傷を増やすばかりの父も助けられる。自分の時間の全てを家族に注ぎ込んできたシリカにとって、選択は二つに一つも同然であった。
・シリカは家族愛を知っている。幸せのカタチの一つを、愛の形の一つを、貧しかろうが何だろうが、知っている。
だから、日頃適当でおちゃらけてばかりのゼロスが抱える家族との暗い過去や唯一残された肉親との関係の縺れを知った時、何があっても傍にいる事を決めた。冷え切った彼の心を何が解すのかは分からない。従者である自分が、どこまで踏み込んでいいのかも分からない。だから、せめて。従者である自分にたった一つだけ出来る事――傍に居続ける事。何があっても。彼が選んだ道が正しくても、間違っていても。傍で、味方で居続ける事を選んだのだ。
・「あなたが私を傍に置いてくださる限り、どこまでも付いていきますよ」「神子だとかそんなの、関係ない。ゼロスはあたしを助けてくれた。あたしの全てを、救ってくれた」「理由なんて、それだけで十分。……文句ある?」
【ゼロス】
主人と従者。自分の全てを救ってくれた相手と、どこまでも、それこそ死の際まで傍に居続けてくれた相手。
シリカが多少なりゼロスの事を理解しているように、逆も然り。彼女が間違いだと分かっていても自分の傍に居続けてくれている事を彼は理解していた。だから彼は死のうが死ぬまいが裏切りの行く末が終わった後に「馬鹿だ」と言うし、彼女は「馬鹿ですよ」と返す。そこには確かに、相手を思いやる愛の形が、含まれているのだ。
【しいな】
同い年の親友。初めて出会ったのは王立研究所で、しいながコリンと出会ったタイミングで魔導注入を受け魔力を操る訓練をしていたシリカと出会う。ゼロスと言う共通の腐れ縁と主人が居り、また片や貧民街の最下層民、片や過去の事件と出自で孤立しがちという差別扱いを受けていた共通の境遇もあってあっという間に意気投合。互いを親友と呼ぶのにそう時間は掛からず、行動を共にする事も多い。
【ロイド】
旅の仲間。主人を信じ続けてくれた恩義ある相手。
彼女自身もロイドの人となりに触れて仲間として信頼を寄せていく事になるが、唯一彼の最後の旅路に同行しない存在でもある。「神子付き」という役目柄ゼロスの傍を離れる訳にはいかないし、役目抜きでも離れるつもりは無いからである。尚旅に同行する相手がゼロスだと恐らくくっついてくる模様。尚、ゼロスルートにてパーティ復帰後に主人を変えた存在としてロイドにほんの少しだけ嫉妬心を覚えた事を告白するスキットが存在する。
【通常術技】
・蒼破:つまり蒼破刃。剣状態で衝撃波を飛ばす。
→蒼破追蓮(T):鞭状態で回転しながら振り抜き、自分を中心に衝撃波を三方向に飛ばす。
→蒼破斬(S):接近して二連撃後に衝撃波を二つ飛ばす技。
・粋護陣:前衛キャラが覚える共通術義
・水蓮:足元を狙って鞭状態で半円状に薙ぎ払う。浮かせ効果
・夜鷹/ヨダカ:突きの構えから切っ先を伸ばして敵を貫き引き寄せる技。
→夜鷹爪撃/ヨダカソウゲキ(S):鞭状態で敵を貫き引き寄せ後剣形態に移行、切り上げ切り下げの二連撃
→鷹翼双打/オウヨウソウダ(T):鞭状態で敵を貫いた後そのまま地面に叩き付け、鞭のまま二連撃
・櫻月閃:下から半月状に切り上げる。剣鞭どちらの形態でも使用可能の特殊技で、桜エフェクトにも判定有の浮かせ効果持ち。
【術技変化】
・絶氷刃:ヴェイグ初期技。蒼破の変化技。
【奥義】
・水蓮流歩/すいれんるほ:鞭状態で敵を薙いで奥へ飛ばすと同時にバックステップで距離を取る。その後五秒間無敵効果。
・白鷺/シラサギ:鞭状態で大きく敵を打ち上げた後(複数敵を巻き込む事も可)、空中で五回の連続鞭打ち
→蒼鷺/アオサギ(T):大きく打ち上げた後に地面に叩き付け、そのまま大きく横に渾身の力で薙ぐ事で敵を一番近い戦闘フィールドライン際まで吹き飛ばす技。
→鴉鷺襲撃/アロウシュウゲキ(S):打ち上げ後敵を貫き(複数巻き込んだ際判定は一番大きい敵となる)、引き寄せてから剣形態に移行し袈裟切り二連続後に蹴り飛ばす技。
・櫻月烈襲閃/オウゲツレッシュウセン:剣状態で下段の構えから大きく切り上げ浮かせた後に六連撃の突きを見舞う技。桜エフェクトにも判定有。
【魔術】
□治癒術
・ファーストエイド
味方一人の体力を回復させる初期治癒術。
「間に合え!」
・ヒール
味方一人の体力を大幅に回復させる中級治癒術。
「間に合え!」
・シャインフィールド
自分を中心に光の魔方陣を描き味方の体力を中程度回復しつつ敵にダメージを与える。
「友には癒しを、仇なす者には戒めを!」
□水属性
・アクアエッジ
小さな水流を起こし、その水圧で敵を斬る水系初級魔術。
「食らえ!」
・スプレッド
水流の力を圧縮させ、上空に向けて打ち出す水系中級魔術。
「水流よ此処に集え!」
・ダイダルウェイブ
大洪水を発生させる水系上級魔術。
「蒼溟たる波濤よ、旋渦となりて厄を飲み込め!」
□氷属性
・アイシクル
小さな氷柱を地面から発生させる氷系初級魔術。
「食らえ!」
・フリーズランサー
対象の敵に向かって氷の槍を無数に放つ氷系中級魔術。
「氷槍よ、敵を薙ぎ払え!」
□闇属性
・ダークスフィア
対象を闇の術式で拘束し、エネルギーを収束させる闇系初級魔術。
「食らえ!」
・ネガティブゲイト
敵の動きを封じ込める魔空間を引き起こす闇系中級魔術。
「歪められし扉、今開かれん!」
・ブラッティランス
小型の四本の槍で貫いた後に頭上から大型の槍を突き刺す闇系上級魔術。
「黒曜の輝き、快速の槍となり敵を討つ!」
□秘奥義
演舞・櫻神来華/えんぶ・おうじんらいか
カットイン後、鞭状態で敵を薙ぐと同時に桜のエフェクトが発生しそのまま敵に接近、剣形態に切り替わった得物で周囲を演舞のような軽やかなステップを踏みながら切り刻み、最後に地面へ剣を突き立てると鞭状態になった切っ先が敵を真下から貫くと同時に桜の巨木の幻が現れ、桜吹雪と共に霧散する。
□特殊行動
回復時にゼロスを最優先する。
また、蛇腹剣の特性上鞭状態から剣状態へ移行する時は刀身の巻き上げという一工程を挟むためワンテンポ遅れる挙動を持つ。また通常攻撃も剣形態と鞭形態で分かれており、戦闘開始時は常に剣状態でのスタートとなる。櫻月閃が特殊なのは「どちらの形態でも発動できる」という点であり、「どちらの形態でどういう動きをする」が決まっている他の技で起こる形態移行無しに技を打てる点に利便性がある。