▼▼▼創作審神者・翡翠
翡翠/ひすい
年齢:28歳 身長:155p 血液型:AB 誕生日:2183年3月1日
所属:歴史修正主義者対策本部・警備部「刀衆」
担当色:翡翠色 ICV:中島由紀
・歴史修正主義者対策本部内・警備部に属する刀剣男士の帯同が許された部署の一つ「刀衆」に所属する女性。
元は同じ本部内でも総務部の受付係に所属していたが、後天的な霊力の開花に伴い2209年9月付で移動となった。
実質初期刀である相棒刀剣は豊前江。懐刀として信濃藤四郎を顕現させている。
・毛先に掛けて濃くなる栗色の髪を流し、瞳には二つ目の名の由来となった翡翠色の瞳を持つ。女性らしい小柄な体躯で実際性格も真面目で気が利く、少し押しが弱い優等生。優しすぎるが故に他人の痛みを自分の痛みとして受け取ってしまうような性格であるが、間違っていると思った事には否と吠え、噛み付くだけの芯の強さも持ち合わせる。
・彼女の根底がよりよく在り続けよう、困っている人が居たら助けよう、誰かの為になる事をしよう、といった善性の塊な故か清らかな霊力の持ち主で豊前はその霊力を金木犀と例える。上記の人柄も相まって人、刀関係なく誑しの側面を持ち合わせるが、自分がどう見られているかに関しては無頓着らしく余り気付いてはいない。
・「刀衆」の仕事は基本足を使うハードワークの為大変な部類の仕事ではあるが、ただ親を安心させるため安定した仕事に就こう、と選んだ受付嬢より自分でそうすると考えて決めた仕事だからか前職時代よりずっとやり甲斐を感じている様子。同時に趣味である文具集めやネイルアートも楽しめるようになり、資格講座を受けたりと公私共に充実した生活を送っている。
・今の生活に満足している事、そして仕事が恋人状態の彼女に対して両親、特に母親は定期的に結婚の話を持ち掛けているが前記を理由に全て断っている。……彼女が絶対の信頼と親愛を向ける、相棒であり家族のような、友人のような、そんな関係を築いてきた刀が向ける感情に気が付かないまま。
・本名は雲雀野杏(正しくは二文字でひばりの)。現状真名を把握している刀剣男士はいない。
・歴史修正主義者との戦いの最前線に立つ本丸に属する審神者と成る霊力を有しながらも、拠点を与えられる程の霊力量を持たなかったものが行き付く四つの刀剣男士の帯同が許された部署の一つ。四神に例えられる中玄武のエンブレムを与えられた、職務を全うする健全な審神者を守る事を仕事とするのが警備部内特殊部隊「刀衆」である。
・与えられたエンブレムの通り審神者からの通称は「玄武」。第一斑から第十班まで分かれており、各々の班に割り当てられた審神者の所属国の演練場並びに万事屋街の見回りと警備を担当する。問題が起きた際の諫め役だが、平時から審神者との接触が多い部署でもある為公安部捜査課「朱雀」や公安部「白虎」から応援要請を受け疑わしき人物への尾行や捜索の手伝い、からの延長線として現場へのガサ入れのような物の頭数に数えられたりもしている。
【刀衆・第十班】
班長島百合が率いる殿の班。元警備班にて要人の護衛をしていた職歴も経験数も長く多い上に初老に差し掛かりながらも三池派を従えるだけの衰えを知らない霊力を持つ彼が率いる為それなりに歴戦の班員たちが多い。が、その経歴が故に人員も他の班に持っていかれがちで常に頭数が不足気味。また、若干の問題児が多いのも特徴であるが、彼の下に居てこそ十二分に己の才覚を発揮できる者も居る。
・島百合/しまゆり
「おはよう、みんな。今日も一日よろしく頼むぞ」
帯同刀剣:大典太光世、ソハヤノツルギ
「刀衆」第十班班長。五十半ばに差し掛かろうとしている白髪交じりの初老の男。
元は警備部でも名高い地位に居り、霊力の発現と共に移動となった。人格者であり優れた手腕で刀剣男士を含めた班員を纏め上げる姿は傑物と呼んでも過言ではない程。ただし、自分の経歴が故に班員に苦労を掛けたり嘗て自分が守っていた人間を罰さねばいけない事に対しては多少思う所がある様子。また、この手の類の人間にはよくある話だが怒らせてはいけない。
・鵜坂/うさか
「大丈夫大丈夫!慣れればこれ位どうってことないからゆっくり慣れていきな!」
帯同刀剣:三日月宗近、日向正宗(極)
摘発数一位を誇る第十班のエース。権力だの何だのといった物を酷く嫌う為、他の班では上手くやれなかったのを島百合がスカウトして引き入れた。多少上層部に顔が利く人間が揃っているこの班だからこそ好き勝手やれている。黒髪に孔雀翠色の瞳を持つさっぱりとした性格の青年。連れている三日月は摘発数一位の報酬として与えられ、日向は摘発した本丸の押収品の中から引き取った個体。最近修行に出て一層頼もしくなって帰って来た。
・常盤/ときわ
「私は余り身体能力が高く無いから。こうして事務作業が多めなんです」
帯同刀剣:大倶利伽羅、太鼓鐘貞宗
他の面々と比べれば中での事務作業が多い班員の一人。暗い青色の髪と名前の由来となった常盤の瞳を持つ穏やかな少女であり十班の良心。両親が審神者のサラブレットであり、ゆくゆくは母親の本丸を引き継ぐ予定ではあるがそれまでは此処に籍を置いて働く、と自分で決めて働いている。
大倶利伽羅と太鼓鐘貞宗の春の連番は前者を母親の、後者を父親の本丸から譲り渡された。とっくに極修行に行ける練度だが、審神者に就任した暁に修行に出す、と約束している為出していない。
・沫鴇/まつとき
「いやいや、何にもしてないよ?ちょーっと顔を利かせた程度で」
帯同刀剣:松井江、秋田藤四郎
暗めの桃色の髪と同じ色の瞳を持つ青年。中性的だが男である。
実家が歴史修正主義者対策本部が出来る前から資金面で援助をしていた資産家であり、幅を利かせる上層部も即座に腰を折るような良家の子息。その為にちょっとやんちゃし過ぎた鵜坂や花寺の後始末を顔をちらつかせて収める事も多い。本人的には立っている者は親でも使え主義なのでどうってことはない。
松井江は交流があった審神者が運営を縮小する際に譲られたものであり、秋田は政府協力刀剣の中から引き抜いてきた。
・早雲/そううん
「うええ……マジですか。私に任せても碌な事にはならないと思うんですけど」
帯同刀剣:明石国行、へし切長谷部
翡翠の半年ほど前に就任した黒にほど近い青色の髪と夜空の瞳を持つ少女。高卒就職組であり最年少、そして一番の苦労人。祖父が審神者であり、それを知らずに就職して政府協力刀剣の中から性癖(眼鏡フェチ)に忠実に選んだら後から「こいつを連れていけ」と祖父に長谷部を渡された結果水と油の二人を従える事になってしまった。やる気がない明石に長谷部が叱り飛ばす姿が日常茶飯事。元々突っ込み気質なのもあって長谷部と明石の応酬だけではなく他の面々にもうっかり突っ込んでは余計な労力を使った……と自己嫌悪している。
・花寺/はなでら
「馬鹿。見習うなら鵜坂じゃなくて沫鴇の方がマシだ。そっちにしとけ」
帯同刀剣:燭台切光忠
茶髪に松葉色の瞳を持った高身長の青年。冷静な性格で現場判断役を任される事も多いが、反面この十班の中できっての武闘派。鵜坂でさえ長物を使うのに花寺に関しては大抵が足技か拳でどうにかしようとするし実際どうにかしている。いい例が連れている燭台切光忠であり、ブラック本丸にて墜ち掛けていた彼を正気に戻し(物理)性根を叩き直し(物理)更生(物理)させた上で自分の刀にした実は十班の中で一番とんでもないかもしれない人。
【豊前江】
実質初期刀である相棒の刀。豊前の元の主の頃から顔見知りであり、彼女の善性にヒトとして好感を持っていた豊前のポルターガイストじみたアプローチのお陰で初期刀に選ばれた。お互いに選んだとも言うし選ばれたとも言える。
控えめ且つ心優しい性格の翡翠と爽やかで面倒見の良い兄貴分的性格の豊前は相性も良く、豊前が前記の通り好感を持っていたのもあって再顕現された当初から今に至るまで特に大きな問題も起きずに良い主従関係を続けている。……翡翠から見た豊前との間柄はこのような所感であるが、豊前側から見れば割と分かり易く出している(つもり)の恋心を「刀剣男士として好いてくれている」と取られている為にどうしたものかと思案している最中。諦めるという言葉は彼の辞書には載っていない。
【信濃藤四郎】
翡翠が刀衆に入ってから一年近く経った程度に顕現した懐刀。
彼女が初めて同行したブラック本丸の摘発現場にて逃亡した首謀者の一人を捕縛した報酬として本丸から押収された刀から譲渡された。知っての通りの懐大好き男士であり積極的に懐を狙って(抱き付いて)来るためしょっちゅう豊前に引き剥がされている。その割には個体差として初心な側面を持ち、嘗て長らく顕現の拒否をしていたからか直ぐに顕現を自分で解く癖がある。