▼▼▼蒼下 飛鳥
蒼下 飛鳥/くさもと あすか
年齢:22歳 身長:166cm 血液型:A 誕生日:5月30日
モチーフジュエル:ラピスラズリ 担当色:ベルフラワー
ICV:M・A・O お相手:眞宮孝明
・ツキノ芸能プロダクション2019年度新入社員。総務部所属で日々の雑務に追われている。
・プライベートと仕事でスイッチが切り替わるタイプであり、仕事中は表情の変化が乏しい。黙々と課された仕事を熟すのみで、自分の事は余り喋らない。喋りたくないとも言うし、喋る様な物事は無いとも言う。社内でスイッチが一瞬切り替わるのは一人になった瞬間と、飲み物の調達に社内の自販機の前に行く時程度。
・特筆する事のない一般家庭の出身。共働きの両親と、父方の祖父母と、愛犬と共に暮らしている。けれどプライベート、つまりは素の彼女は特筆する点だらけ。
・性格としては兎に角ネガティブ。この世で一番嫌いな物は何?と問われれば迷いなく「自分」と答えてしまう程自分が嫌い。コンプレックスと自己否定の塊。
・父に似た高い背は彼女にとっては女性らしからぬ体躯と地味に服や靴選びに困る背丈であり、母に似た青がかった灰の美しい髪は父の癖髪の影響を受けたか妙に癖がついていて結びにくくて嫌い……といった風に、長所を上げても直ぐに否定材料を持ってくる筋金入りの自分嫌い。
・ついでに手先は器用だが要領は良くない。周りの人間が5回で出来るようになる事をその倍やらないと出来るようにならない。更には諦め癖も持つ。
・その癖責任感だけは人一倍強いので「出来ない自分」と「出来るようにならないといけない現実」と「なりたい(なりたかった)自分」の乖離に直面するたびに自分を責め続けては己の首を絞めている。自分で自分の首を絞め続けた結果ストレスを貯め込んで、無理矢理に泣く事で強制的にリセットをするが根本的解決には至っていないのでただの悪循環である。
・こういう性格になったのは特に母の影響が大きく、小学生中〜高学年程度のまだ夢を見る、自分の未来に希望を持っている頃に只管自身の夢の「現実」を見せられた事が理由として挙げられる。
・母にとっては重要な未来の選択に「現実」を見せる事でそれだけの覚悟はあるのかを問う理由もあったのだろうが、新しい夢、なりたい物を見つける度に応援の言葉より先に出てくるのは「ええ?」という疑問の言葉。次に出てくるのは「飛鳥には無理じゃない?」否定の言葉。そして極めつけはどこかのサイトから引っ張って来た印刷された用紙を見せての「現実」を見せるお勉強。……飛鳥の心は、急速に子供では無くなってしまった。夢を見ても否定されるなら、夢を見ない方がいい。そして無意識下の飛鳥の深層心理には「無理」という言葉を繰り返された故の自己否定が根付いてしまった。
・成長するにつれて、自分の得意な事、不得意な事が分かって来ると同時にその自己否定はどんどん根深くなっていく。父と母が、夢を叶えた人だったから。自分たちのやりたい事を仕事にした人たちだったからこそ、「じゃあ私にも、」という気持ちが芽生えると共に染み付いた呪詛が纏わりつく。「私には無理だ。だって、私は母さんと父さんの間に生まれながら秀でた所なんて何一つない、出来損ないだから」。……否定の言葉を投げ続けられた飛鳥には、身に降りかかる不幸を跳ね除けた母のように、呪詛を跳ね除ける力なんて無かった。
・ツキプロに就職したのは一回だけ、自分のやりたい事、好きな事に関わる職に就けるかどうか自分の運に賭けてみようと思い立って応募したら最終選考を通ってしまった為。ツキプロが駄目だったら大手のカフェチェーン店に就職予定だった。
・しかし出来損ないには出来損ないなりの誇りがある。飛鳥の場合は、それは物を作る事。彼女は生粋のクリエイターであり、種類は絵、文、裁縫、料理と種類を問わない。兎に角作る事が好き。時間と労力をかけて物を完成させることが好き。これだけは、たった一つだけ彼女が譲れないもの。回りくどい物言いをしながらも、長い事続けてきた、一生懸命に打ち込める誇りだと言える物。
・そして、何時も暗闇のどん底に居る様な彼女だからこそ光り輝くスターに惹かれてやまない。国民的アイドルユニット時代からの眞宮孝明のファンであり、歌だけでなく役者としても輝き、生来器用な彼に憧れていた。直接話す機会は無かったものの、飲み会にて偶然素の孝明の人となりを知ってからは一人の年上の人としても尊敬し、憧れ好いている。
・飛鳥の顔は固まっていた。何時もの時間、何時もの自販機の前。けれど何時もと違うのは、あの眞宮孝明が目の前に居る。それどころか「俺の顔に何かついてた?」なんて、自分が心の中で拝んで(熱視線を送って)居た事がバレている――!
・特筆する事のない一般人、自称群衆の中の一人、村人A。そんな彼女の物語の主人公にもなれないような、不幸気味な飛鳥の人生は眞宮孝明に「認知」された事によって突然スポットライトを当てられたのである。
【眞宮孝明】
国民的アイドルユニットに所属していた時からのファン。彼に存在認知された事によって飛鳥の運命の歯車は大きく動き出した。
総務所属の平社員とVAZZYのリーダーだけあって接点は圧倒的に少ないが、社内の自販機前での会話を重ねる事によって眞宮の中の彼女の印象が段々と危なっかしい子という風に変化し始めている。そして飛鳥が彼に向ける感情は、ファンという膜を一枚捲ればそこに在るのは確かな恋情だが、本人は無意識の内に抱える劣等感からそれを無いものとして扱っている。
【大山直助】
専属マネが居ないため事務所に顔を出す機会が多く、その時に知り合った。総務でバズロ所属のタレントに書類を届ける際に直助や優馬に頼む事も多い。お互いゲーマーの為年齢差を飛び越えたライバル。対戦系をやる時は二人とも知的なプレイをする為引き分けになる事が多く、情報共有の為に連絡を取り合う事も多い。
【白瀬優馬】
直助と一緒に知り合った。周囲の評価の「優等生」から脱したいと奮闘する彼はある意味、母による呪詛から逃れられない飛鳥とは真逆の人であり眞宮とはまた違った輝きを覚えている。優馬もまた、淡々と仕事を熟す姿の内側、余り表に曝け出さない内面に何かを感じ取っている模様。
【黒月大】
気さくで大らかな黒月は話しかけやすい雰囲気を持つ為、仕事でマネジメント部に赴いた時に一番話しかけやすい相手。また黒月も総務の新人として可愛がってくれる為恥ずかしいながらも梓にとっては仕事中ほんの少し張り詰めた糸を緩ませられる人である。
■Personal data
□誕生日…5月30日 □年齢…22歳 □身長…166p □血液型…A型
□イメージカラー…ベルフラワー □所属…総務部
□家族構成…母、父、祖父母、犬
□好きなもの&得意なもの
物作り全般(イラスト、執筆、裁縫、料理、DIY、アクセサリー作りetc)、読書、紅茶、珈琲、卵料理、甘いもの全般、動物、サブカル系
□嫌いなもの&苦手なもの
自分、母、チーズ(癖の強い物)、チーズケーキ、アスパラガス、インゲン、虫全般、ホラー全般、数字関係、英語
■初期設定
年齢…21歳 身長…166p 誕生日…5月30日 血液型…A型
・ツキノ芸能プロダクション、総務部所属の新入社員。短大卒で仕事ぶりはまあまあ。表情筋が仕事をしていない事が多いが、結構気は利くとは先輩社員の弁。
・仕事中は余り喋らない上に褒められても余り嬉しそうではない。その理由は中身が自分と他者を比べては自分を卑下するコンプレックスと自己否定の塊だから。
・国民的アイドルユニットに所属していた頃からの眞宮のファン。嘗てはアイドル(偶像)として推していたが、偶然社内の飲み会に顔を出した眞宮の素の人となりを知ってからは一人の年上の人としても尊敬し憧れ、好いている。彼を見かける度に心の中で拝んで(熱視線を送って)いる。
■2020年設定
・入社から一年が過ぎた春先、まさかの推し兼尊敬する相手である孝明と偶然邂逅する事となり更には顔と名前も覚えられた。どうなってるんだ。
・その上9月の辞令で総務部から広報部に移動、更にはVAZZROCKプロジェクトへの新規参加を命じられ孝明と会う機会がぐんと増えてしまった。
・推しに会えるのは嬉しいけど毎回オタク感情を殺しながら仕事をしているので毎回精神が摩耗している。推しの前で滅多な姿は見せられないので……
・と思ってたらやっぱりやらかした。いつかやらかすと思っていたが孝明が居る場で重たいオタク感情を露見させてしまい、自爆する事になる。
・が、何故か孝明には「面白い子」と思われて以前より増して声を掛けられる機会が増えた。何でだ。
【2018年/キソセカイ】
所属:VAZZY
ギルドが誇る巨大な資料館、いわば図書館を代々管理する一族の娘であり若くして今代の管理者。一族の役回りが故に代々のギルドマスターとは深い縁を持ち、飛鳥も例外ではなく先代の老婦人からは孫のように可愛がられ、当代の孝明とは年の離れた兄妹のような間柄であり、妹のように矢張り可愛がられており、彼女も「孝明兄さん」と呼び慕っている。
通称「VAZZY(騰蛇)の本の虫」。膨大な蔵書量を誇る資料館の主である為にどこに何があるのかを全て把握しきっている為、資料室での探し物の場合は彼女に聞いた方が早い。
【2019年/月花神楽】
所属:桔梗
一族は優秀な星詠みとして名高く、その跡取りとして生まれた彼女にも大きな期待が寄せられたが、それを裏切る様に彼女には星詠みの力は宿らなかった。両親は庇ってくれたものの、一族の長から縁切りを命じられ行くあても無いまま家を出て放浪をしていた彼女を拾ったのは孝明であり、以降彼の庇護下に置かれた飛鳥はそれを大恩とし従者になる事でその恩を返そうとしている。
【2020年/2P】
所属:VAZZY
エリート家系に生まれた娘であり、国際刑事警察機構の捜査官。孝明の直属の部下でもある。普段は彼と共に世界中を飛び回っているが、今回久々の帰省の際に事件に巻き込まれ上司共々2P事件の真相解明に立ち向かう事となる。尚、エリート家系に生まれたこちらでもしっかり自身の劣等感情は引き継いでおり、主に両親と孝明に向けて発揮されている。
得意スキル:「拡張」
プログラムの数や能力自体を拡張出来る。他者が作り出したコードに介入し能力拡張も可能。
【2021年/斬心】
クラス:officer(金剛)
・元ミネルヴァ軍の衛生兵。過干渉してくる母親から逃れるために軍属になったが、とある戦地で後方待機していた衛生班の所に突如リグレットが出現し壊滅の危機に陥った。その際に取り込まれる寸前の所で孝明に助けられ、彼の背中を追うようにソルジャーへ転向した。
・似たような経緯を持つ凰香と意気投合しており、何時か彼と共に孝明の行方を追いかけるのが目標。しかし自分はまだ金剛に上がったばかりでセンスは認められても実力と経験が圧倒的に不足している事を実感している為、当分は第七兵団で活動する予定。