▼下町のヒーロー様
ルナ「……そういえば下町のヒーロー様ってあんただったのね」
ユーリ「は?ヒーロー?俺が?」
ルナ「だってアンタ、下町の事になると首突っ込んでるんでしょ。水道魔導器について教えてくれた下町の人が言ってたわ」
ユーリ「おいおい、勘弁してくれよ。ヒーローなんて柄じゃねえし、首を突っ込まざるを得ない状況が次から次へと舞い込んでくるんだよ下町は」
ルナ「……確かにヒーローって感じじゃないわね。どっちかって言うと悪役」
ユーリ「ヒーローって言っておきながら上げて落とすのかよ」
ルナ「ま、あんたが口では文句言いながらも結局助けるお人好しだってのは分かったわ」
ユーリ「だからそういうのは止めてくれって……」
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