ネタ帳 | ナノ

学校へ向かう途中で、道端に咲いてる小さくて可愛い花を見つけた。それを見て思い浮かんだ顔にほんわりとした気持ちになって、小声で謝ってからその花を摘んだ。
「**ちゃん**ちゃん、」
「仁王くん。どうかしたの?」
「これ見てくんしゃい!」
「わ、綺麗なお花だねぇ」
「じゃろ?**ちゃんが好きそうじゃと思ったきに」
「そうなんだ」
「**ちゃんにあげる」
「ホント?ありがとう」
「っ、」
「わっ、仁王くん!?」
ぎゅっと**ちゃんに抱きつけば少し慌てたような声を出して、両手が忙しなく動く。もう何回も抱きついているのに、この反応。
「可愛いのう」
「仁王くん、からかってるの?」
「んー・・・どっちじゃと思う?」
「えーっと、」
「っ、**ちゃん可愛すぎじゃき!」
「ちょっと仁王くん、恥ずかしいから!」
「周りなんて気にせんでよかよ」
「うぅー・・・」
チラリと顔を見れば真っ赤にさせて唇を尖らせ睨んでいた。もちろん俺の方が身長が高いから、必然的に上目遣いになって、正直、ヤバイ。もう一度ぎゅっと抱きつけば、観念したのか大人しく腕の中に納まった。
「**ちゃん、**ちゃん」
「なあに、仁王くん」
「好きじゃ」
「っ、ななな、」
「ククッ、焦りすぎじゃよ」
「もう、仁王くん!」


みたいな。単にでれでれな仁王が書きたいだけ(笑)クラスメイトも日常茶飯事となったこの光景にはみんな微笑ましく見ています。たまにブン太辺りがイチャつくなー!ってキレればいいと思う。




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