-short time2-

ーー共用スペースにておまけその�Aーー

緑谷：「零さん、さっきからぼうっとしてどうかしたの？」

零：『えっ？！えっ？！なんでもないよ！何でも…』

耳郎：「んん？怪しいなぁ…零さんの熱い視線を送った先が気になりますねぇ」

零：『じ、耳郎さん！深追いしないで…！』

蛙吹：「私の勘でいくと、上鳴くんと尾白くんの方向を向いていたと思うわ」

零：『ちょっ…蛙吹さん！』

麗日：「なになに？！零さん、あの二人に熱い視線送って、なんかあったん！？」

零：『ええっ…！？まいったなぁ…』

上鳴：「俺たちがなんだって？」

耳郎：「零さんがあんたらに熱い視線を送ってたからさ、何か気になるのかなって思って…」

上鳴：「マジで？！」

尾白：「僕たちに…？」

耳郎：「薄情しちゃいなよ！零さん！」

零：『〜〜っ、みんな意地悪だな！！私はただ…尾白くんのしっぽを触ってる上鳴くんが少し羨ましいなって…』

上鳴：「え…」

耳郎：「あははっ！上鳴玉砕おめでとう！」

上鳴：「うっせーわっ！！」

尾白：「なんだ。そんな事なら普通に言ってくれればよかったのに。はい、どうぞ。」

零：『えぇっ！？いいの？！』

緑・上・耳・麗：「「「「（めっちゃ嬉しそう…////！）」」」

零：『うわーっ。ふかふかで気持ちいい。私昔から動物とかこういう毛並みふさふさのものに目がなくて…』

尾白：「いつでも触ってくれて大丈夫だよ。」

零：『ありがとう、尾白くん！』

口田：「僕の飼ってるウサギも、よかったら抱っこしますか？零さん…」

零：『ウサギ？！いいの？！ありがとう！かわいいなぁ…癒される…』

轟：「…」

緑谷：「どうしたの？轟くん。」

轟：「いや…なんか俺も、ふさふさにできるとこねぇかなって…」

緑谷：「えぇっ…！？（固）」

耳郎：「轟…あんた、そういう奴だっけ…」

轟：「…？何がだ。」

耳郎：「…いや、何でもないわ。」

零：『口田くんも尾白くんもありがとう。なんかすごい癒された気分。』

口・尾：「「どういたしまして」」

零：『元気出たなー。よーし、今日も頑張るぞ！』

轟：「…（嬉しそうだな。やっぱ……パーマでもかけようかな）」


ーーーEND