-short time-


ーー共用スペースルームにての談話その@−−

上鳴:「なぁなぁ零さん。」

零:『どした?上鳴くん。』

上鳴:「心を読む個性ってさ。具体的にどんな風に聞こえるんだ?」

零:『うーんそうだなぁ…その人の声で、直接頭の中に響いてくる感じかな。』

峰田:「えぇっ?!じゃあおいらの心の声も零さんに聞こえてたって事?!」

切島:「…峰田。お前またなんかやべぇ事考えてたのか…」

峰田:「もしそうだとしたら…なんかこれはこれで新たな羞恥プレイで萌えるッッ…!」

轟:「羞恥プレイって、なんだ。」

上鳴:「うわぁぁっ!轟!気にすんな!っていうか峰田の言葉に耳を傾けるな!」

耳郎:「マジで腐ってるよ峰田…。え…零さん、もしかしてあんなクソみたいな奴の心の声も実は聞えてたの?」

尾白:「もしそうだとしたら、相当なポーカーフェイスだな…」

零:『あぁいや…違うよ。峰田君にはその…悪いんだけど、実は事前に消太さんから峰田くんには極力触れないようにしろって強く念を押されてたから…。まだ聞いたことは無いかな。』

耳・切・尾・上:「「「「ホッ…」」」

峰田:「おいおいお前ら、ホッ…じゃねぇよ!俺の妄想はぁぁっ?!俺の夢はぁぁっ?!」

零:『……?』

緑谷:「よかったぁ…零さん。今後もその忠告は死守した方がいいと思う。」

八百万:「さすが相澤先生ですわ。大事な零さんには早々に手を打ってありますのね。」

零:『うーん…なんか違う気もするけど…まあいいか。ところで羞恥プレイってなに?』

皆:「「「(恐るべし…山育ち……!!)」」」

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