ストーカーから二階級特進
翌日、
いつもと同じように朝が来た。
いつもと同じはずなのに、昨日言われた言葉がリフレインして
全然いつもとは違う気分。
「何にやにやしてんのよ」
一番仲のいいルームメイト。
「あのね、ウィーズリー君に・・・「ああ、付き合ったのね」
なんで言っちゃうかなああああああああああ!?
ここは!ここはさ!
『好きって・・・言われたの・・・・』
『本当!?よかったじゃないっ・・・・・・応援、してるからね・・・』
『・・・うん・・・』
とかって場面じゃないのおおお!?
まぁ、そういうキャラじゃないのは知っていましたが。
ただそう、昨日そんなことになったわけで、
正直、どうしようか、と思う。
何時も見たいにはぁはぁとかいってて良いのだろうか。
やっぱり別れようか。とかならないだろうか。
自分が今までどんなことをしていたかは自覚しているし、
自分の思いを知られた後にも同じようにできたのは、
関係自体は変わらなかったからだ。
ただ、今は、
恋人という関係に変わっていて、どうしようもなく心臓の鼓動が早まる。
「あれ、今日は俺からだな」
自分の位置から随分高いところから降って来た声はまぎれもなくリフレインする声と一緒。
「あ、っと…今日も麗しいですね!ウィーズリー君!」
あれ、なんだか通常と同じく作動している。
ただ、鼓動はいつもと全く違く動いている、それが原因でどもってはしまったのだが、やはり本心が口に出てしまうのだ。
なんせ彼女の変態行動は99%は本能のようなものなのだから仕方ない。
ウィーズリー君も其処をわかっている。だからこそ、彼は違うところを指摘するのだ。
「サヤ、………俺の名前は?」
「…ジョージ…」
「ん、それでいいっ!」
ぱちんと星が飛ぶようにウィンクしたジョージは、
私の顔の高さまでかがみこみ、
ちゅ
「………っっっ!!!!」
「キスするときは目閉じろよ」
そういって目を細める長身の彼。
今までで一番優しい微笑み。
「ちょ、なにこれ舐めまわしたい」
「なにこれきもい」
「公認ストーカー」(あれ、なんで俺こいつに惚れたんだろう)
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終わりましたああああ!
みなさんコメントでの応援のお言葉ありがとうございました!!!
中にはむしろ長編でやってくださいなんてお言葉も!!
ですが私の能力では二つ同時に進めるのは難しいのです…
キャラ崩壊しまくりましたが、何とか終わらせることができました!
ありがとうございました!
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