「前から思ってたんだけど、あなたの武器ってどういう仕組みなの?」

「うーん、私もよくわかってないんだよね...」

「誰かからの贈り物?」

「ママの部屋を片づけてたらね、でてきたの」

「じゃあそのママが昔使ってたんじゃないかしら」

「どうだろう。昔からママってインドアなイメージだったからな...」

「なまえが生まれる前、戦っていたかもしれないわよ」

「...もしかしたらそうかも。ママ、昔のこととか聞くとよくはぐらかされたから」

「それを知るためにパパを追っていたんじゃないの?」

「それもあるけど...最初はもっと単純な理由だった」

「どんな理由?」

「会いたかった!」

「...だったら尚更追いかけなくちゃいけないんじゃない?」

「ううん、会えたには会えたから。聞くのはまた今度。帝国に行けば会えるからね」

「そう...。...それ、私にも持たせてくれない?」

「いいよ、はい!」

「...。...変ね、なまえみたいにならないわ」

「その子、使う人選ぶみたいなの。カロルくんとリタは無反応。レイヴンさんは私よりも薄暗い感じ...」

「じゃあ私も無反応組ね」

「...ジュディス、それ握りつぶしたら私、戦えない...」

「あら、ごめんなさい」




▽不思議だね!/ジュディス編
あなたみたいにできなくてつい、ね

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