「よろしくね、なまえ」
「うんよろしくね、ジュディス」
「なんだかあの二人、仲良くなってますね」
「雰囲気似てるからな。気が合うんだろ」
「ちょ、ユーリそんなのんきなこと言ってないで...!」
「なんだよカロル、問題でもあるのか?」
「二人して魔物見つけたら駆け出して行っちゃったんだよ!」
「ふ、二人だけで、ですか...!」
「...お、それ見て慌ててフレンが追っかけていったぞ」
「あ、でも、もう戦闘終わっちゃいましたよ...」
「早っ」
「おーおー今度はフレンの小言が始まったぞー」
「トラブルメーカーがもう一人増えた気分だよ、僕」
「強ち間違ってないかもな」
「...あれエステルは?」
「あっちでフレンと一緒に小言に参加してるぞ」
「魔物を倒せたからいいものを、危険だからちゃんとパーティーを組んで...」
「敵を見たら倒さなくちゃいけないでしょ?誰かを待ってたら逃げられちゃうわ」
「で、でも!もしその魔物が強かったらどうするんですか!」
「それってこれ以上ないくらいの燃える展開じゃないの?ねえジュディス」
「そうね、それはそれで楽しそう」
「完全に流してるぞあいつら」
「完全に流してるね二人とも」
▽前線女子
突っ走り系女子と心配性系男子