「こんな真っ暗じゃ目の前だけじゃなくて俺様の未来までみえないっての!」

「じゃあおっさんとはここでお別れだな」

「誰か光るもの持ってないの?私の魔術は攻撃用だから使えないから」

「あ、なまえのあの剣は?」

「そうねしばらくはそれで代用ね、なまえ出せる?」

「うん。...はい!」

「うお、まぶし!」

「い、いつもこんな光ってたっけ...」

「周りが明るかったから気がつかなかったのかもしれません...」

「それにしてもなまえちゃんの武器変わってるわよねー、おっさんにも貸してみてよ」

「いいですよ、はい!」

「...。...あれ急にまぶしくなくなったよ?」

「おっさんが持つと丁度いい具合になるんだな」

「というかちょっと薄暗いわよ」

「素直の塊のなまえと違って、おっさんは全身からうさんくささが滲み出てるから薄暗いんだな」

「まあなまえが持ったときのまぶしさよりは幾分かまし?これで行きましょ」

「え、ちょ、おっさんこれ持ったまま?」

「というかこれ、私の...」

「ほら、ライト係と持ち主は前に出る」

「二人とも、戦えないのに先頭ですか...」

「見えないんだから仕方ないでしょ」




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真っ暗地下水道でビームサーベル大活躍

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