夢をみました。
真っ暗で、体が浮いているのか立っているのかもよくわかりません。
でも聞こえるんです。誰かが泣いているんです。
泣かないでください。
あなたが悲しいと、私も悲しい。
声にならない声をあげて訴えかけます。
でも泣きやんでくれません。
その声の隙間から聞こえたのは、私の大事な友人の声でした。
「わたしがこうしなきゃあのほしはたすけられない」
きっと楽しかった思い出なんて数えるほどしかなんだと思います。
だってあなたの笑顔はいつだって彼等と一緒だったから。
それでもあの惑星を守りたいのは、彼等が大好きだからなんでしょう。
いつだって信じてくれた彼等を守りたいんでしょう。
でも、気付いて、なまえ、
きみが泣く
あなたがいなければ大好きな彼等がいなくなってしまうことに