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越「ぶッ…懲りないヤツ」

桃「おもしれーな、おもしれーよ!!」

乾「…凰乃は学習能力がない、っと」

海「…(いきなり悲惨なデータを取られたな)」

不「…クス、ねぇ英二。僕が今、何考えてるか分かる?」

菊「…絶対あの子をテニス部に入れようと思ってるにゃ」

不「ふふ、当たり」

大「ははっ(こりゃ大変。不二に気に入られたみたいだぞ)」

河「入ってくれたら嬉しいケド…一度断ってるんなら望みは薄いなぁ」

手「竜崎先生、もし彼女がテニス部に入るとしたら、マネージャーとしてではなく、部員として受け入れるつもりですか?」

海「!?」




各々が好き勝手言っている中、冷静に質問したのはやはり手塚だった。




竜「あぁ、そうだよ!!」

『っていう多分入らないかと…』

不「それはどうかな?」

『はい?…ッ!!?』




え!?何ですか!?
その不敵な目は!!
開眼しないでよ!!
ちょっと…いや、ちょっとどころじゃなく怖いんですけど!!




乾「(不二に気に入られた時点で凰乃がテニス部に入る確率100%…)」

海「…」




何だか嫌な事が起こりそうな予感。




竜「さあ、それじゃあ練習を再開するよ!!凰乃。お前さんも一緒にやりな!!」

『はあぁぁあ!!!!??』




何言っちゃってんのこの人ー――――!!!!!
…どうやら私、早速ピンチがやって来てしまったようです。






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