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テニスコートには青学R陣とその他のメンバーが集合している。そして、その中央にいるのは…




竜「さて、今日はお前達に是非とも紹介したい子がいるんだ!」



無駄に張り切る竜崎先生と



『…はぁ(何でこうかるかなぁ)』




もうどうにでもなれと開き直って営業スマイルを浮かべる華綺がいた。




菊「桃とおチビ、あの子と知り合いなの?(かわいいにゃ)」



先程の反応から菊丸は3人が知り合いだと思ったようで、そう質問してくる。



桃「いや〜、知り合いっつーか…」

越「…今朝ちょっと会っただけっス」

菊「ふ〜ん?あぁ!!ひょっとしてあの子が今朝2人が遅れて来た原因?」

越「…っス」

不「クス、可愛い子だね」

大「マネージャー志望の子かな?」

乾「マネージャー志望がウエア着て、テニスバック背負って来ると思うか?」

河「…言われてみれば」

海「フシュ〜…」

手「竜崎先生、紹介したい子とはその子のことですか?」





R陣がザワつく中、いつも冷静な手塚が竜崎先生に質問した。全員の注意が再び竜崎先生と華綺に集まる。





竜「そうだよ。この子は今日からウチの新しい部員だ!!!!

『はぁ!?!?!?』




衝撃の発言に驚いたテニス部メンバーだったが、紹介された本人の反応に一番驚いた。




ちょっと待て!!
誰が、いつ、男テニ入るなんて言いました!!!??』

竜「はぁ、やっぱりダメだったか…」

『やっぱりって何!!!!はぁ…とか、溜め息付きたいのはこっちなんですけど!!??』

竜「いや、今のノリで入ってくれるかと」

『ふざけんな―!!』

竜「お前さん教師に向かってふざけんなとはなんだい!?」

ギャー――!!!!!!
ごめんなさいー!!
い"だい"!!ぃ゙だい゙ー!!

「「…(何なんだこいつ)」」




竜崎先生に頬をつねられる華綺を見てメンバーは言葉を失った。




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